初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

13回忌

2010-10-09 | 未分類
姑の13回忌をした。

私が病気で倒れたので親戚の人が1周忌が終わった後「これからは二人でお寺にお参りしなさい。親戚づきあいも無理をしないように」とアドバイスしてもらって、以後我々二人と私の母3人で質素にしてきた。

母が亡くなって二人でお参りしようと思ったら娘たちもお参りさせてくれと言ってきた。
それならばと毎週帰って家の掃除、庭の手入れをしたおかげで何とか今日を迎えることが出来た。

早めに帰り、仏壇に花を飾り、お供えをしてお墓用の花も綺麗にそろえて待った。

子供はなぜか仏壇が好き。
3人の子供たちが身を寄せ合うようにして手を合わせる。

そういえば3人とも義父母の事は知らない。
興味があるのは仏壇にお供えしている和菓子や果物のゆくえらしい。

時間にゆとりがあるのでお墓に先にお参りすることにして車で行く。
以前は三々五々だった親戚のお墓を数年前に一か所に集めた。
公園内の高台に代替え地を貰ったので車で横ずけ。

便利にはなったが殆どの家族は町内にいない。
我が家も長男は横浜。
もう広島には帰らないという。

お寺にお参りした時にご住職さんから境内に建てた納骨堂を勧められた。
以前、お墓のことで相談したら境内に納骨堂を建てる予定だと言われたが完成してすでに予約が入っているそうだ。

お寺は息子の同級生が継いでいたが彼は九州の大きなお寺に婿養子として行き、大学生の二男が継がれるそうだ。
長男さんとは大の仲良しでいつもお寺に遊びに行かせてもらっていたのでお参りさせてもらうといつも子供たちの話に始まり、枝垂桜の事、山野草の話と話しがつきない。

出されたお茶菓子も大はしゃぎでぺろりと平らげ子供たちは物珍しそうにお寺を探検している。

最近娘は法事の最後にお話しされる法話が気に入っているらしく今日も「お寺さんがお話されたことを長女が自分に当てはめて考えてくれればいいのに」と言う。
長い人生のうちで別世界のような静寂な場所で聞く法話は若い心にも響くらしい。

長男はあいにく10月に又もやトラバーユして今日は来ることが出来なかった。
本人いわく「最後のトラバーユ」だそうだがこれでやっと落ち着くことが出来たのか電話してきたときに「これでもう落ち着いて仕事をしようと思うが落ち着いたら実家のことなどが気になり始めた」と言っていたので少しづつ息子に申し送りを
しなければと思っている。

親を送ると今度は自分の番が来たようで気ぜわしく感じるがいつその時が来てもいいように準備しなければいけない時期が来たようだ。


会食はいつも利用させてもらっている「壱の糸」

子供が多いのでセットメニューにはしなかったけれど創作和洋折衷のお料理は絶品で出てくるお料理に子供たちの歓声が上がり、野菜嫌いのはずの子供が野菜もぺろりと食べ娘と「野菜嫌いは私達の料理がまずいってこと?」と落ち込んだ。

美味しい料理を堪能した真ん中ちゃん「次の法事はいつ?法事大好きになっちゃった」を連発。

私は何とか役目を果たしてホッとしました。