初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

e_tax初体験

2011-03-07 | 未分類

税金の申告、昨年までは税理士さんまかせでした。


今年からは自分で申告しなければいけません。


私は退職した時以来20年ぶりくらいしていないのでぎりぎりまで放っていました。


こういう事は夫の仕事だとばかり待っていたのですが向こうもまるでやる気になっていません。


PCボランティアの時「今年はe_taxで申告しようかな~」と言うと仲間がカードリーダーと確定申告用のソフトを貸してくれました。


私はこういう時殆ど書いたものを見ません。


まあ国税庁のホームページを見ればわかるだろ、とそんな気持ちで区役所に電子証明書を取りに行きました。


入り口を入ってすぐの所に大きく書かれているのですが誰もいません。


「御用の方はベルを鳴らしてください」と書いてありベルを鳴らすと遠くから女性職員の方が出てきました。


申込書に書くとスムーズにカードが出来、暗証番号を登録して出来上がった。


帰ってから早速国税庁のホームページを見たら色々なやり方があるがまずは自分のパソコンの環境設定から始めなければいけない。


カードリーダーのドライバもインストール、CDもインストールしてバージョンアップして・・・・と開始届を出すまでに事前準備が沢山あり、とうとう一日目はそれに費やした。


開始届は一度だけなので来年度からは楽になると自分を励まし面倒な処理も粛々と済ませたが何度も出てくるのが「利用者識別番号」


昨年まで使っていたものを入力しても受け付けない。


ええいと無理やり開始届を入力したら何とか受け付けたような気がした。


しかし、その番号はどうやって貰えるのだろう。


はたと考えてPC仲間に電話した。


「何とか環境は整ったけれど「利用者識別番号が取得できないの。どうやって取得するの?」


「私の場合は講習会の会場でPCの操作をしてその後郵送して来たよ」とのこと。


「な~んだそうなの?私はすぐに取得できるのかと思った。じゃあ安心安心」


と、一週間毎日郵便箱を覗いた。


一週間後、ちょっと不安になり税務署に問い合わせた。


「識別番号、入力の最後に画面が切り替わって出てきませんでしたか?」


「何も出てこないので郵送で来るのかと。じゃあ、私が送信したのは何だったのでしょう?」


「はい、届いているか確認しますよ」「残念ですがアクセスは見受けられますが受け付けていません。ゆっくりと操作をして画面が変わるのを待って操作してくださいね」


とっても親切な税務署さんでした。


電話を切ってすぐにアクセスしたら成程、切り替わるのがちょっと遅い。


ちょっと待っているとすぐに識別番号が取得でき「な~んだ、簡単!」そして、土曜日今度は申告用紙に記入しなければいけない。


夫と二人で資料を見て記入するがどこに何を記入するのか迷いつつ記入しても漏れがあったり場所が違っていたり何度も何度も繰り返すうちに入力が超早い夫が「俺がする」とバトンタッチ。


私は他の用事もあり、やっと解放されてホッとした。


所が30分しても出来上がらない。


突然立ち上がり「俺はもうこんな面倒な作業はやっとられん。大して返還があるわけじゃないからもやめたやめた」とのたまう。


私は驚いて「何言ってるのよ。ここまで来るのに何時間費やしたのよ。私は投げないよ」と腕まくりをして椅子に座った。


私の勢いに驚いた夫が帳票を読み私が入力する。


繰り返し保存をして確認を取った後に送信すると画面がゆっくり変わり「◎◎円もどってきます」の文字が。


わぁ~やったぁ戻ってくるよ。少ないけど一万円近い。


歓喜の後二人でちょっとしんみり。


と言うのも若い頃に一度だけ申告したことがあり数万円戻ってきた。


その時は嬉しくて二人で旅行に行った。


それから半年後「申し訳ないが間違いでしたので戻してください」と電話があり「え~、もう使ったのでありませんよ。あなた達が間違ったのだから悪いのはお宅でしょ」と難癖をつけて返還に応じなかったがあまりのしつこさに結局戻し、痛い目にあったのだ。


少額でももどってくるかどうか期待と不安と入り混じった変な気持ち。


これからe_taxされる方、事前準備早くして早め早めに取りかかると楽です。


来年からはこれで楽勝です。