長くお休みしていました。実はいつもの入院でした。
2週間前の深夜、トイレに行こうとしたら足が立たなくなって左半身にマヒが広がるのを実感して夫を呼びました。
救急車を頼んでトイレに行こうとしても動けず身体があっという間に動けなくなりました。
すぐに駆けつけた救急隊の人にはかろうじて伝えることはできたのですがトイレは我慢してくださいとのこと。
何度か救急車を呼んだことがありますがいつも夜中とか早朝、寒い時期に病気を発症します。
なので、いつも紙パンツのおむつはベッド下に用意していますがそれを夫に手助けして貰うのは大変です。
今回は救急車が私のかかりつけの病院にしてくれたのですぐに様子を見て紙おむつを装着してくれました。沢山の検査をして行きながら見事に安心できるようについていて下さるので助かりました。
今回、退院するに際して一回で何㏄かどのくらいの量をカバーできるのか帰宅前に数日間練習して退院しました。
今回の病気の原因は判りませんでしたがふらつきが酷かったので色々な薬が投与されました。でも病名は判りませんでした。
2日くらいの点滴で良くなりましたが沢山の重症患者さんがいる中で私はまあまあの状態で次々に規制が取れて思ったより早く退院出来ました。
丁度倒れた日はデイケア先で「ショートステイ」の練習の為に家族とケアマネさん、デイケアの担当の人たちが集まって話をする日でした。
ショートステイは利用者の方が私にアドバイスしてくれたので夫に言うと「そんな利用が出来るなら是非利用してみたらええ。実はおれもボランティアで家を空けることが出来ないので困ってた」と言うので私も直ぐにケアマネさんに相談したらすぐに設定してくれたのです。
自分も家族も楽なように・・・。これからの介護は人任せでなく自分で「老い方」を決めなくちゃいけないなあと思ったのです。
今回は偶然にもそんな状況になったのですがたまたま机が一緒になっただけで私は「老い方」を随分教えて頂きました。
殆どの方は一人暮らしか子供との同居で状況は大変な方が多いのですが他の方はお風呂を利用している方も多くて寒い時期も安心できると言われていました。人それぞれだけれど何でも挑戦してみることだなあと思いました。
今回の入院の直前、昔のリハビリ仲間の一人が突然電話してきて「私ね、病院の先生にあんたは認知症になってるから精密検査をして貰いなさいと言われた」と夜中に電話がかかって来たのです。どうしたらいい?と繰り返し聞くので「主人が亡くなったのでどうしたらいいかわからん。主人が亡くなったしね」と繰り返し何度も同じことを言って電話がかかるのでわ
るいけど着信拒否設定をしました。その後入院中も何度も着信があったので退院前に「どうしたの?」と電話したら「あんたが電話して来たからかけたのに」と同じことを言われるので「病院はどうなった」と聞いたのですがケアマネさんの事や認知症の事はもうすっかり頭から消えている様子でした。
こういう事があちらこちらであると本当に不安です。
でも、これが現実なんだと改めて老いることについてもっと考えておかないと・・・と思っています。入院前に脳トレ問題をワードで作成していましたが暫くは続きをすることで私の脳トレにして又新たに買ってきてくれた問題集をボチボチと作って行きたいと思います。
ワードも10になってからあまり作成してなかったので驚くほど忘れていた自分に驚きです。
高齢化社会にどっぷりとつかり始めました。さあ、頑張って思いだしたり使いこなしたり頑張りましょう!