チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「フジタ、夢を見る手」ポーラ ミュージアム アネックス@有楽町駅

2014-11-19 20:30:00 | 美術館 博物館

スィーツをおいしく頂いた
チビクロは、
次の目的地へと
急ぎましたにゃ。

ポーラ銀座ビル5周年記念企画
「フジタ、夢をみる手」
2014.10.24~12.28
11:00~20:00
入場無料
ポーラミュージアムアネックス
東京都中央区銀座1-7-7
ポーラ銀座ビル3階
休館は、12月17日のみ


藤田嗣治の作品を
もっといろいろ見たいにゃと
思っていたところだったので
うれしい展覧会ですにゃ。

ポーラ美術館は、
箱根にありますが、
こちらは、
アネックスで、
アクセスしやすい銀座に
ありますにゃ。

チラシより引用しますにゃ。

構成
●「西欧」なるものをめぐって
-宗教・神話・文学
大戦後に戦争画の制作をめぐり、
非難を受けたことで、日本の画壇への失望を深めたフジタは、
フランスをはじめ、西欧なるものに対する憧憬を深めていきます。
それを原動力に、戦争画の制作で磨かれた群像を、ダイナミックかつ、繊細に書き出すてわざが発揮され、あたかも夢の一場面を
思わせるような構想画風の作品が相次いで生み出されます。
フランスの代表的古典文学への
オマージュを込めた
は、
その代表的な作品です。
1950年に念願のパリ帰還を果たしたフジタはその後、神話やキリスト教といった西欧文化の基盤に
根ざした主題をいっそう
追及しています。

●無垢なる存在をめぐって-少女
再渡仏後のフジタの作品に
しばしば姿を現すのが、少女です。彼女たちは、よく似た容貌で
描かれていますが、凛とした威厳に満ちた面持ちが共通してみられます。画家は、無垢なる少女に
息づく清らかさや純粋さといったものに惹かれていたのでしょう。
またフジタは、東西の人形を数多く蒐集していたことも知られており、なかには人形を思わせる、人工的で生命感がない少女像も見られます。風俗画風の舞台設定や
小動物や静物などのモティーフと
組合わせられるなど、少女の主題をめぐるフジタの想像力は、
その絵筆をさまざまに導き、
バラエティに富んだ作品群を
生み出しています。

●晩年の創作-子どもたち
フジタの想像力はしだいに、
子どもたちへと託されていきます。自邸の壁を飾った
「小さな職人たち」シリーズでは、パリの街から消えゆく
「プティ・メティエ」
(しがない職業、職人仕事)をはじめ、同時代の社会や人間の営みが、映し出されています。
子どもたちは、
フジタの豊かな創造力により、
息を吹き込まれ、タイルと同じ寸法の小さな画面の中で生き生きと
躍動しています。
こうして自らの生み出した子どもたちに囲まれたフジタ晩年の日々は、まさに夢想に彩られたものであったといえるでしょう。



「レオナール・フジタ
(藤田嗣治1886~1968)は、
1920年代のパリで
「素晴らしい白の地」と
絶賛された裸婦を描いた作品で
知られるほか、婦人像や猫を描いた作品を多く残した画家です。
しかし、第二次世界大戦後、再び
パリをめざした頃から、
擬人化された動物の群像や神話の中の女性像、子どもを主題とするなど、その芸術は、明らかに変化をみせるようになります。
本展覧会は、この時期のフジタの画業に目を向け、卓越した技量に裏打ちされたその創作が、
夢や想像と結びつき、いっそう
豊かな表現へと結実している
様相へと光を当てることを企図しました。」

「グロテスク」1955年の作品
新しく収蔵されましたにゃ。

違うと思うけど、
シュウアクな人間へ
のゼツボウが、
フジタにこういう絵を
描かせたのかにゃ
と、思うにゃ。
でも、どこかしら、
コミカルに思えてしまうのは、
なぜだろうにゃ。
他の画家さんに例えるのは、
失礼かなと思うけど、
ヒエロニムス・ボスの作品を
連想してしまいましたにゃ。

「姉妹」

フジタお手製の額縁ですにゃ。
カワイイですにゃ。

「家具師」「辻音楽師」


「二人」


チビクロが
気にいって、
ポストカードを買った作品
ですにゃ。

「ラ・フォンテーヌ頌」


「誕生会」


「猫を抱く少女」

チビクロ
この作品を見ていて
初音ミクさんみたいだなと
思いましたにゃ。

「少女と果物」

みずみずしいたくさんの果物と
お人形さんみたいな女の子
おしゃれ雑誌の表紙みたい
ですにゃ。

作家と作品は、
別物という気もするけど、
絵を見ていると
それを描いた人は、
どんな人なんだろにゃ?と
思いますにゃ。
伝記とか読んでみたいにゃ。

今回初めて公開される絵も
ありますし、
無料なので、おサイフにも
やさしいですにゃ。
ぜひ皆様もご覧くださいませ
ですにゃ。

一階の
ポーラのお化粧品が、売っている
ところの一角に、
ポストカードやグッズなどの
コーナが、あるので
お忘れなくご覧くださいませですにゃ。

知らなかった藤田嗣治の作品を
見ることができて、
良かったですにゃ。
ありがとですにゃ。

この美術展があるのを
教えてくれた
ブログの先輩
どるち & えこう さん
ありがとですにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。