チビクロは、出かけましたにゃ。
「ウィリアム・デ・クーニング展」
併設
コレクション展-印象派から抽象絵画まで
ブリヂストン美術館
東京駅八重洲中央口
徒歩五分
休館日 月曜日
10:00~18:00
チラシより引用しますにゃ。
ウィレム・デ・クーニング
(1904-1997)は、
ジャクソン・ポロックと並んで
第二次世界大戦後にアメリカで
開花した、抽象表現主義を先導した画家の一人として、その名を
知られています。
その作品は、具象と抽象の狭間の
表現と、
激しい筆触を特色とします。
本展の核を成すのは、
デ・クーニングの
有数のコレクションを誇る、
アメリカ合衆国コロラド州を
本拠地とするジョン&キミコ・パワーズ・コレクションからの、
1960年代の女性像を中心とした
作品群です。
画家と進行のあったパワーズ夫妻が収集した作品は、ほとんど
一般には公開されておらず、
日本でも公開されたこともない
知られざるコレクションと
いえましょう。
本展は、これらに日本国内の
美術館が所蔵する作品を加えた
油彩・水彩・素描、約35点で
構成されます。
これまで日本でまとめて作品を
見る機会のなかった戦後アメリカを代表する画家の作品を
ご堪能ください。」
チビクロ
この画家さんの
お名前も作品も
初めてですにゃ。
知らないならば、
見てみようと思ったですにゃ。
チビクロ
最初
解説を全く見ないで
作品を、見ましたにゃ。
絵の具が厚いにゃ。
絵の具が薄いところもあるし、
かすれてるところもあって
そうすると、
同じ色の絵の具でも
色の感じって、変わりますにゃ。
色のうねりを楽しんでいましたにゃ。
はっと、見たら、
なんか
女の人みたいと思って、
題名を見てみたら
どうやら
女の人でしたにゃ。
いつもは、
絵に描いてあるものを
見て、意味や物語を
考えるけど、そうしない
見方もあるかなと思いましたにゃ。
でも、
未知なる絵画の世界を知りたいと思って、今日は、
会場に備え付けてある
図録をよく読んでみましたにゃ。
石橋財団ブリヂストン美術館
学芸課長でいらっしゃる
新畑泰秀(シンハタヤスヒデ)さんの文をご紹介しますにゃ。
「抽象表現主義の草分け的存在、
あるいは、アクションペインターと目される一方で、
画面の全面性や色面というよりも
伝統的を意識し、かつ、
新しい女性というモチーフに、
関心を持ち続けた点に、
特異点を見出だすことができる。」
1972年のインタビュー
「私は、ルーベンスから
影響をうけたかもしれないけど
私は、ルーベンスのようには
描きません。」
キミコ・パワーズ夫人への
課長のインタビューですにゃ。
パワーズコレクションは、
ポップアートや抽象表現主義など
様々な作品がありますにゃ。
「自分達の好きな作品を集めたら、こうなったというのが、
私達のコレクションの結果なのです。どのアーティストも
私の好きなアーティスト。」
画家に対する
やさしさが感じられて、
うれしくなる
インタビューでしたにゃ。
図録には、
読むとふむふむなことが
いっぱいで、
作品を、みるだけでなく
解説を読むのもおすすめですにゃ。
ジャクソン・ポロックや
マーク・ロスコは、
悲劇的最期でしたが、
クーニングは、
92才で、天寿を全うしている
そうですにゃ。
こちらは、石橋コレクション
モネの睡蓮ですにゃ。
美しいピンクと紫の色を
絵の中に見つけて
長く見つめていましたにゃ。
モネが、
睡蓮を描き始めたのは、
60才になってからですにゃ。
睡蓮の池を描いているうちに、
睡蓮の咲く水面へ、
それから、
水面の反映を
描くようになったそうですにゃ。
ブリヂストン美術館は、
次の企画展を区切りに、
しばらく改修工事にはいって
休館するそうですにゃ。
絵を見るって
ステキなことですにゃ。
今日もすばらしい作品に
出会えて、
うれしいチビクロですにゃ。
本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。