チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ボルドー展」国立西洋美術館@上野駅

2015-08-04 21:00:00 | 美術館 博物館
おいしいランチした
チビクロわ、
上野に来ていますにゃ。

「ボルドー展」国立西洋美術館
美と陶酔の都へ
~ドラクロワの大作、
堂々来日。
美とワインも
ボルドーが生んだ奇跡。~



構成
プロローグ-起源
1.古代のボルドー
2.中世から近世のボルドー
3.18世紀、月の都ボルドー
4.フランス革命から
ロマン主義へ
5.ボルドーの肖像-
都市、芸術家、ワイン
6.エピローグ 今日のボルドー

チビクロ
気になった作品ですにゃ。
33.少女の墓碑

作品の解説にわ
犬?とあったけど
動物をだっこする少女と
ニワトリ。
ひとり旅立ってしまった
少女への残された家族の
悲しみと愛を感じたですにゃ。
どんな風に
この墓碑が発見されたか
気になったですにゃ。
一世紀頃制作とあったので
きっとお墓わもうなくなって
墓碑だけが
土中から発見されたかにゃ。
少女と家族が
天国で幸せに暮らしている
と、いいと思うですにゃ。
解説にわ、だっこされているのわ
犬と書いてあって、
それを見るまでわ
猫だと思ったですにゃ。
すごく印象に残ったにゃ。

45.メトープ
初めて知ったのですが
メトープというのわ、
建築の水平梁の上にある
レリーフの建築装飾のこと
ですにゃ。
サン=タントレ大聖堂の
北の壁にあったものだ
そうですにゃ。

普通高い見上げる場所に
あるようなものを
間近に見ることが
できたですにゃ。

100.ヴォルチアーニ
ボルドーの劇場の透視図法的眺め

101.ジョゼフ・ヴァラン
ボルドーのトロンペット城跡地に
構想した広場の透視図法的眺め

建築を描いた版画作品わ、
線がとてもきれいで
いつも気になるですにゃ。

107.ピエール・ナルシス・ゲラン
フェードルとイポリット
悲劇の物語。
ドラマチックな表情が
的確に物語を語っていますにゃ。

108.ジャン=ピエール
・グランジェ
ガニュメデス
ギリシア神話にでてきますにゃ。
あまりにも美しい美少年
だったので、
鷲に変身した大神ゼウスに
さらわれてしまったにゃ。
美しい髪色に
すてきな巻き毛。
納得の美少年ですにゃ。

116.ピエトロ・ヴァンヌッチ、
通称ペルジーノジョヴァンニ・
バティスタ・カポラーリ、
通称ビッティ(工房)、
エウセビオ・ダ・サン・
ジョルジオ
玉座の聖母子と聖ヒエロニムス、
聖アウグスティヌス


これわ、すばらしいですにゃ、
なんと、美しいですにゃ。
解説によれば
ラファエロの先生ですにゃ。
この作者わ、
複数なのですかにゃ?
工房で作ったのかにゃ?
よくわからなかったですにゃ。
図録をよく読めば、
よかったですにゃ。
静かで、優しい表情。
まさに、優美ですにゃ。
発色もきれいだし、
この作品を見るために
もう一度訪れたいと
思うですにゃ。
左右にいる天使たちの表情が
かわいいし、
衣が、それぞれ違っているのも
いいですにゃ。
つばさの色が違うのにわ、
なにか意味があるのかにゃ。
いろいろ気になる作品ですにゃ。

162.ウジェーヌ・ブーダン
ボルドー/白い帆船/夕べの効果
ブーダンの作品わ、
今年他の展覧会でも
よく見かけましたにゃ。
素早い筆致が
印象的ですにゃ。

チビクロわ
知らなかったけど
ボルドーが生んだ
「3M」
モンテーニュ(エセー)
モンテスキュー(法の精神)、
モーリヤック (ノーベル賞)
ですにゃ。

その中で、
モンテーニュの解説が
気になりましたにゃ。
16世紀の人文主義者、
寛容の精神にたち、
絶対的正義への
懐疑の目をもって、省察。
なんか、カッコイイですにゃ。
全然かんけいないけど
チビクロが、
好きなアニメ
「サイコパス」の世界観を
思いだしたのですにゃ。
「社会が必ずしも正しいとは、
限らないから、
私達は、正しいことを
しなくてはならない。」とか、
主人公のあかねちゃん
言ってたにゃ。



チビクロわ、
できたら
もう一度
この展覧会に来てみたいですにゃ。

動物と一緒にいる女の子と
玉座の聖母子様に
また
お会いしたいですにゃ。

チビクロわ、
お酒があまり飲めないから、
あんまりだったけど
ワイン好きな人わ、
ボルドーのことが
わかるし、
おみやげのコーナーにわ、
ソムリエさんたちが
セレクトしてくれた
フランスワインが
あるから
楽しめるのでわないで
しょうかにゃ。

ボルドー展わ
すてきな美術展ですにゃ。
すてき作品に出会えて、
ありがとうございますにゃ。



本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。