チビクロわ、読書しましたにゃ。
「QJKJQ」
佐藤究 (さとうきわむ)
講談社
2016年刊行
この作品わ、暴力的描写があるので、
ご注意くださいですにゃ。
猟奇的でシリアルキラーの家族の話と
思ったら、違ってましたにゃ。
自分が現実と思っていたことわ、実わ、虚構でした展開わ、映画「マトリックス」とか最近の小説でわ、よくあるパターンだから、そうかふむふむと思っていたら、マックス・ウェーバーが出てきて「正当な物理的暴力行使の独占を要求する共同体」なるほど「国家」のことらしいですにゃ。国家権力の話へと意外な方向に展開していきますにゃ。
1度目通して読む、2度目わ伏線を回収するために読む。伏線があらゆるところにある。最後まで読まないと伏線と気づかないなんてにゃ。3度目わ、主人公への憐憫としてですにゃ。ほぼ伏線が回収されるので、2度読むのがおすすめですにゃ。わからないとこもあるのが悩ましく、ボクの誤読もしくわ、読解力想像力が足りないのかしらにゃ。本編の前後に添付資料がある構成になっていてそれわ作品をカッコよくしていると思うですにゃ。
読み始めたら止まらなくなる作家さんの熱い筆力を感じますにゃ。
今日もチビクロのブログをご覧いただきありがとうございますにゃ。