チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「仮面絢爛」神奈川県立歴史博物館

2024-11-05 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
今日わ、横浜関内駅ですにゃ。

「特別展 仮面絢爛
中世音楽と芸能があらわす世界」
神奈川県立歴史博物館

序 音と音楽のあわい
破 移動する中世武士と音楽文化
急 地域の民俗芸能で甦る仮面たち

チビクロわ、古めの歴史資料を見たくて訪れましたにゃ。今回鎌倉時代からのお面や古文書が多数展示されていましたにゃ。舞楽、能などまるで知らないチビクロですが遠く知らない過去に思いをはせつつぼんやりする時間わ、トクベツですにゃ。

展示会場入口の映像資料わ、千葉県広済寺に伝わる国指定重要無形民俗文化財で野外の手作り舞台みたいなところで行われた鬼来迎(鬼舞)ですにゃ。お面をつけた鬼が罪深き亡者たちを痛めつけているとやはりお面をつけた観世音菩薩が現れ、救ってくれるらしいですにゃ。映像から聴こえてくる楽器の名わ、知らないけど音色が館内に響いていましたにゃ。音色に、現代文化との隔絶を感じて哀しさを感じるのわ、ありきたりの感想かにゃ。

展示の解説に、
「音楽がなければ権力を象徴する儀礼は行えない。」とありましたにゃ。
鎌倉時代民衆を支配するために音楽や舞が利用され、鎌倉幕府の支配となったけど、その没落によりそれらの音楽わ、離散してどっかいっちゃって、今でわ、細々と地域の民俗芸能に残るだけになったのかもしれないですにゃ。

チビクロわ、円覚寺門前遺跡で見つかったという
山猫形木偶 木製 鎌倉時代
が、気に入ったですにゃ。ヒゲのあとがあるんだって。職能民のくぐつが操っていたらしい。猫わ、どんな役回りであったのかにゃ。

お休みの日にいつまでも寝てしまうチビクロ。今日わ、予定よりだいぶ遅れたけど、なんとか出かけられたですにゃ。風が涼しくなったにゃ。11月。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。