徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

2024年_春からのTIPA講座案内

2024年02月20日 | お知らせ



TIPA運営者の机の様子です。
キーボードに置いているのは
2024年4月から始まる
TIPA講座と活動案内の原稿。

現在、印刷会社に入稿を済ませ
仕上がりを待っているところです。

そして、ウェブにも
同内容を掲載しました。

https://tokunaga-photo.com/project/



前年とおおよそ同じですが
開講曜日を変更したり
講座の括り方を変えました。

古典印画技法講座においては
これまでは
1技法ごとに実習を進めていましたが
今期は
前期:サイアノ&ヴァンダイク
後期:プラチナ&アルビューメン
2括りとしました。

前期は実験的な取り組みを楽しみ
後期は写真としての質を求めます。
印画に対する異なる視点で
2括りとしました。

1技法をしっかり習得したい方は
個別に対応する事にしました。
ご希望の場合は
遠慮なくお問合せください。


昨年末にガラスにサイアノ実験をしてみました。
改善が必要ですが、透け感が美しいです。

私どもの活動に
関心を持っていただける場合は
2024年3月20日ー24日に
TIPAメンバーでの展示がありますので

会場にて私どもの活動の一端に
触れていただけると思います。

よろしければ、ぜひ!

記:徳永好恵

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
表現の研究活動をおこなっています。 

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TIPAアートプロデュース2024開催準備1

2024年02月02日 | TIPA展



2008年に
徳永写真美術研究所の活動
(TIPA活動)をスタートさせ
15年が経過した2024年

初の取り組みとなる
「TIPAアートプロデュース2024」

2024.3.20-24 に開催します。

今年に入り
企画者である私にとっては
多くの事柄が進み始め
現在、やる気に満ちながらも
アップ・アップといった日々です。

年明け最初はフライヤー作りから。



表面のコラージュ図版には
本展示に関わる全メンバーの
存在を含めました。
「個展形式」にこだわるなか
しかし
互いに関係しあい
場を共有しながらの展示である
・・・という
意味を含めた構成です。

裏面はコチラ



本企画は徳永写真美術研究所

会場となる
江之子島文化芸術創造センター
のサイトにも
展示概要が掲載されています。

会期は少し先となりますが
まずは、ご案内まで。

記:徳永好恵

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新しい試みに向けて

2023年12月26日 | TIPA展

2023年が終わろうとする現在
徳永写真美術研究所(TIPA)の
運営者である私の頭の中は
アレやコレや・・・

2008年
研究所を立ち上げた際に思った
目標地点に足を掛けた状態です。

これまでに出会った皆さんと共に
研究熱が沸点に達したと感じた1年前
下のプロジェクトを立ち上げました。



プロジェクトの開催地は
大阪府立江之子島文化芸術創造センター
通称:エノコ(enoco)

大阪の鶴橋に拠点を置く私たちには
ふさわしい場所と考え
エノコの4階、3スペースにて
開催する事にしました。

会期は2024年3月20日~24日

先ほど
プロジェクトページを作りました。



昨年12月にメンバーにお声掛けして
年明け早々に企画書をエノコに提出し
4月に開催決定。



5月に決起集会と称した
ミーティング&懇親BBQ



メンバーの顔合わせを経て・・・



9月には1度目の現地視察・・・



図面で見るより大きなスペースと
感じたメンバーも・・・

各自、展示スペースを確認して
具体的な展示プランを練ること3ケ月



12月の会場視察では
展示のシミュレーションや
細々とした施設確認をしたり・・・

現在は
印刷物の準備を進める段階です。

TIPAは希望に満ちた緊張感のなか
新年を迎えようとしています。

2024年もよろしくお願いいたします。


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大阪・鶴橋にて
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最近の活動:古典印画技法制作環境の進化

2023年08月28日 | 活動レポート

前回のブログ記事末尾
「未だ地味に進化を続けています。」

続きを記します。

近年のTIPA活動において
古典印画技法の種類を増やしました。



当初は
手軽にできる
サイアノタイププリントのみでしたが
サイアノの親戚的技法
ヴァンダイク・ブラウンプリント
を加え、その後は
ソルティッドペーパープリント
アルビューメンプリント
プラチナプリントと増やしました。

特筆すべき点は、TIPAでは
古典写真技法でなく古典印画技法とし
写真に限らず、光による印画と認識し
幅広く表現活動に携わる皆さんにも
活用いただいています。


今春の地味な進化としては・・・
露光機の刷新です。

蛍光灯からLEDに変えました!



波長が適するLEDの照明器具を
手あたり次第に購入し
照射角度と
基本となる露光時間
そして携帯性を考慮して
ベストな環境を整えました。



その結果
露光時間が半分に短縮!

プライベートレッスンにて定期的に
アルビューメンプリント(鶏卵紙)

取り組む方は作業効率が倍増!

この進化を遂げるのに
3ケ月間を要しましたが
大きな一歩だと感じています。



10月から
プラチナプリント講座が始まるため
昨年に作成したサンプル写真の
マッティングと額入れしました。



写る人物はTIPA代表者です。



現在
2階の講義室壁面に展示中。



10/1スタート
3回完結のプラチナプリント講座
参加受付中です。

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TIPA活動15年:研究所開設時を振り返る。since2008

2023年08月16日 | 活動レポート

徳永写真美術研究所(以下、TIPA)です。
久しぶりの更新となりました。

近年
TIPA活動については
SNSにて活動報告するようになり

フェイスブック

インスタグラム

本ブログの位置づけを見失いました。

休眠期間をはさみ
今後は随時の講座報告ではなく
TIPA活動全般にわたる内容を
綴っていこうと思います。

不定期な更新となりますが
時どき覗いていただけると嬉しいです。

更新のご案内は
フェイスブック X(旧ツイッター)にて
お知らせします。

*

・・・という事で
再スタート初回は
TIPA開設時を振り返る内容としました。



TIPAは大阪の鶴橋に位置します。

徳永隆之・好恵の
作品制作場所兼共有アトリエとして
機能する場所を設けようと考え
2007年7月に物件を内覧し
翌月、お盆明けに賃貸契約しました。

実質的には
改装期間を経て2008年秋に活動開始。


上の写真は2007年7月24日に
物件を内覧した時の様子です。
二戸一(ニコイチ)物件の左側。

この物件の現在の様子はコチラ

この数年の間に
鶴橋は外国人旅行者で賑わう街に変貌し
お隣は3年前から民泊となりました。

TIPAは16年を経るなかで
現在では周囲に馴染んで存在しています。

ドアを開けると
急こう配の階段があり
現在はこのような状態です。
玄関から見上げた図


チャームポイントは
階段の色が2色であるところ。

2階から玄関を見下ろした図


現在
2階は講義室としていますが内覧時には
引き戸がある和室感が残る状態でした。


(写る男性は不動産管理会社の人)


物件契約後
セルフリノベーションでの最初の難関は
何重にも貼り重ねられた壁紙剥がし。
壁紙を剥がし終えるのに数か月...。
(涙)


その後
一斗缶のペンキを準備して
天井から床までのペンキ塗り。
順調に作業が進み
日々達成感があった事を記憶しています。


現在の2階・講義室の様子です。
天井と壁は白、床はグレーに塗装。


1階部分は写真暗室として改装。

自分たちで床にPタイルを貼り
壁は18%グレーを意識して塗装しました。


その後
暗室とするための
外光を遮断する壁作りは
大工の友人に依頼しました。


プロの作業がまぶしかったです。


わずか3日で
新たな壁作りと既存壁の撤去が完了。


現在の暗室です。


写真に写っていませんが

フィルムドライヤー
ペーパードライヤー
バライタウォッシャー
ドライマウントプレス機
大型のマットカッター
シルクスクリーンの製版機
銅版画のプレス機
古典印画技法用の露光機

揃えています。
今どき、このようなラインナップを
個人で揃えているところは
他にないであろうと自画自賛。

未だ地味に進化を続けています。


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
表現の研究活動をおこなっています。 

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