徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

■写真講座 4日目 ピンホール写真制作

2012年05月20日 | 銀塩写真講座


ピンホール写真制作2日目です。

TIPAの校庭と呼ぶ北鶴橋第二公園で
ピンホール写真撮影をおこなっている時
消防車が2台駐車していました。



目が覚めるような赤い車体。
誰しもが
カメラを向けたくなります。
しかしながら
当日は
モノクロ印画紙を使用しての撮影です。
赤色を画面にとどめる事はできません。
撮影結果は・・・
魅力的な赤はグレーとなり
背景の民家の色と重なってしまいました。
ザンネン。



この日は
仕上がったネガ画像をポジ状にする作業の中で
初めて引伸機を操作。




諧調の反転をおこなうにあたり
引伸機の使い方、露光時間の定め方など
暗室作業の基本動作を学びました。

次回からは
モノクロフィルムによる暗室作業に着手します。

記:徳永好恵

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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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■ シルクスクリーン講座 3日目 色彩の魅力を活かす刷り実習

2012年05月19日 | シルクスクリーンプリント講座


これまでの講座において
シルクスクリーンプリントの基本動作を経験しました。
次はその魅力の活かし方を学びます。
この日は<色彩>について。

シルクスクリーンの作業工程のなかで
思うほど簡単でない作業が色作り。



色を作る段階で
どのようにインクを調合してよいものやら・・・?
試行錯誤するうちに
色が濁ってしまう事になりかねません。

そのような事態にならぬよう
まずは、色についての基礎講義から
そして
色の重なりから生まれる新たな色の
見当のつけ方も学びました。

講義の後は
各自、色彩を活かした刷り作業に取り組みました。



2色の間に生まれる中間色がステキです。



色の重なりから生まれる新たな色を含め
2回の刷り作業で多くの色味を表現する事ができました。



刷り終えた後は
その作業工程を忘れないように
きちんと記録。



次の制作への参考資料として活用します。

記:徳永好恵

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■ 写真講座 3日目 ピンホールカメラでの撮影実習&暗室体験

2012年05月06日 | 銀塩写真講座


2回にわたりピンホール写真制作に取り組みます。
しかし
ピンホール写真だけが目的ではなく
写真の原理を学び
暗室に慣れる事も含めた実習です。



この日は最初に
ピンホールカメラを作りました。



カメラに開けた小さな穴を通った光が
箱のなかで像を結ぶ現象を理解した後
撮影に出かけました。



研究所に隣接する公園の花壇には
草花が程よく植わっており
撮影においては良い環境です。



コチラは
ピンホールカメラの奥行きが異なる場合
仕上がる写真が
どのように変化するのかについて
実験しています。



印画紙を装てんするカメラのため
現像→停止→定着→水洗→乾燥
という暗室での基本動作を体験。



安定した天候だったため
確実に撮影結果を出せました。

この日はネガを仕上げるところまで。
次回は引伸機を使用して
諧調を反転させ
ポジ画像を完成させます。


徳永好恵


お知らせ

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■ シルクスクリーン講座 2日目 製版技法を学ぶ&試刷り

2012年05月05日 | シルクスクリーンプリント講座


TIPA写真塾のシルクスクリーンプリント講座は
担当講師・清田もえ子さんが作成した
テキストに従い授業が進みます。



この日は2種の製版技法に取り組みました。



こちらは専用ペンで直接スクリーンに描く版作り。



パソコンで作成した写真原稿は
バキュームつきの感光焼付け機で製版をおこないます。



製版作業を終えた後は
スクリーン面の更なる硬化の意味で太陽光にあてます。

その後
スクィジーを握り、インクをスクリーンに通し、刷る体験をしました。
スクィジーの角度、力の入れ具合、身体の動かし方など
基本動作を確認しながら
一刷りしたところで作業を終えました。



次回は版を重ねる事に挑戦します。


徳永好恵

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