創作実験クラブ2日目の報告です。
この日の活動前、ZOOMで繋がる
北海道メンバーの近況を伺いました。
大阪とは異なる気候についてや
住居前でマラソンの
テスト走行があったなど・・・
いっぽう、TIPA運営者・私は
共に暮らすカタツムリの産卵エピソードを
観察記録の写真を紹介しながら報告・・・
ニッポンマイマイの産卵シーン
↓
最終的に21玉を産卵。
*
長めの報告タイムを終え
2回目の画材研究として
鉛筆に向き合う実験に取り組みました。
鉛筆を手にし
興味を持った部分について意識を向け
それぞれの実験に邁進。
上の実験は鉛筆の芯部分を
平面に置き換える取り組みです。
一般的に鉛筆は書く道具と認識されますが
この場では素材と考え
形状を変質させる試みです。
加えて
上の写真右にあるのは鉛シート。
鉛筆の芯となった鉛を原型と並べて
観察する狙いも含んでいましたが・・・
芯は「鉛」ではなく「グラファイト」
別物である事が発覚(汗)。
*
コチラは
鉛筆の粉を粘土に付着させた鉛筆ボール。
事情を理解できない存在感です。
1本の鉛筆を手にする常識を脱し
複数本を握って書くとどうなるか?
この問いに対する結果は・・・
上のような結果を得ることができました。
*
馴染みのある鉛筆に対し
その概念を払拭して対峙する。
そこで見る視界はいかに・・・。
視点を変えることで
未知数の発見を期待できるはず。
この実験だけに限らず
日々の制作にも
反映できる体験ではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・