徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

創作実験クラブ / 2日目 画材の研究:鉛筆2 それぞれの実験

2021年06月25日 | クラブ活動


創作実験クラブ2日目の報告です。



この日の活動前、ZOOMで繋がる
北海道メンバーの近況を伺いました。

大阪とは異なる気候についてや
住居前でマラソンの
テスト走行があったなど・・・

いっぽう、TIPA運営者・私は
共に暮らすカタツムリの産卵エピソードを
観察記録の写真を紹介しながら報告・・・



ニッポンマイマイの産卵シーン



最終的に21玉を産卵。


長めの報告タイムを終え
2回目の画材研究として
鉛筆に向き合う実験に取り組みました。



鉛筆を手にし
興味を持った部分について意識を向け
それぞれの実験に邁進。
上の実験は鉛筆の芯部分を
平面に置き換える取り組みです。

一般的に鉛筆は書く道具と認識されますが
この場では素材と考え
形状を変質させる試みです。
加えて
上の写真右にあるのは鉛シート。
鉛筆の芯となった鉛を原型と並べて
観察する狙いも含んでいましたが・・・

芯は「鉛」ではなく「グラファイト」
別物である事が発覚(汗)。





コチラは
鉛筆の粉を粘土に付着させた鉛筆ボール。
事情を理解できない存在感です。



1本の鉛筆を手にする常識を脱し
複数本を握って書くとどうなるか?
この問いに対する結果は・・・






上のような結果を得ることができました。



馴染みのある鉛筆に対し
その概念を払拭して対峙する。

そこで見る視界はいかに・・・。
視点を変えることで
未知数の発見を期待できるはず。

この実験だけに限らず
日々の制作にも
反映できる体験ではないでしょうか。


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。 

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