写真表現の場合
カメラのシャッターボタンを押すと
何かが写ります。
その写った画像は何なのか?
本講座は
禅問答のようなところから
作品制作について考えます。
この日は最初の課題
「表現とは何か」を考えるエクササイズの
結果の検証をおこないました。
配布された白ねんどを
2週間の内に撮影するという課題です。
ねんどのかたまりをどのように扱うか。
何を考えどのように撮影するか。
仕上がった画像に何を見い出すのか。
そのような事柄について話しながら
写真を提示いただきました。
*
結果は
受講者4人の皆さん、実に様々。
セルフポートレイトとしての取り組み
形にできない事象を形作る取り組み
ねんどという物質の観察から発展した取り組み
などなど・・・
どの写真にも「何か」のある成果が出そろいました。
今後は
この「何か」を自分の表現として成立するよう
後に続く課題に取り組んでいただきます。
記:徳永好恵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・