2015年度の最終日の報告を致します。
この日は二部構成。
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第一部は
各講座の皆さんが一同に集う日として
各々徳永写真美術研究所で試行錯誤した成果を披露いただきました。
講座によっては
生涯を通して仕上げる制作もあるため
完成形ではないケースもありましたが
皆さんが何を考え、何を目標にしているのか
互いに知る機会となりました。
作品制作研究講座を受講する皆さんには
ステイトメントと代表作品を掲載した
リーフレットを含めたプレゼンをおこなっていただきました。
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第二部はゲストをお迎えしての特別講義を開催しました。
今年度のゲストは
ブルームギャラリー主宰・ディレクター
という肩書を持つ窪山洋子さん。
お話は大学生の時に
沖縄でのアートプロジェクトに触れた体験談から始まりました。
大学卒業後は会社員として働くなかで
写真を含む芸術と関わりを持つようになったきっかけや
ギャラリー運営に至るいきさつをお話しいただきました。
写真に関わるきっかけは上のカメラとの事。
おじいさまから譲り受けたカメラです。
(写真図版は写真家・林直氏の作品)
その後
ギャラリー運営、ギャラリーから派生する活動
そして、将来進めようとするプロジェクトについてと続きました。
最後に
古いファミリーアルバム取り出し・・・
これまでに評価されることがなかった家庭に眠る写真や
ファウンドフォトといった地域資源・文化資源としての写真や
オーラル・ヒストリーに注目している事をお伝えいただき
講義終了となりました。
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今回の講義をお聞きし
窪山さんは“仕事を創造する力”に溢れた方であると感じました。
今後
Bloomという場を通して
どのような活動をおこなわれるのか楽しみでなりません。
bloomgallery
記:徳永好恵
余談ですが・・・
私が初めて窪山さんを存じたのはコチラで
https://www.youtube.com/watch?v=HQf9pQ7pZFY
3:20-4:20に登場されています。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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