徳永写真美術研究所では
年に一度、特別講義を開催しています。
今年の講師は藤山亜弓さん。
大学で文化人類学を専攻していた経緯から
写真とともにフィールドワーク報告としてのレクチャーをおこなっていただきました。
今回の特別講義を引き受けるにあたり
過去の活動を改めて振り返り
一から講義資料を準備されたとの事。
その内容は
学生時に訪れたインドでの体験談から
繰り返し訪れている
チベット系民族が住む地域の取材について。
現地の人と暮らしを共にする中で撮影された写真は
旅行者の視線ではなく、その場に馴染む事で見える視線でした。
また
文化人類学という学問としての調査報告を伺うなかで
生きる事の意味を現地で問いかける
藤山さんの真摯な活動を垣間見ました。
*
講義の途中休憩では
藤山さんお手製のチャイが振舞われました。
煮だした材料の説明を受けながら
現地の味覚を体感しました。
講義後は場所を移して質問タイム
&
TIPAに集う皆さんとの交流タイム
と
夜遅くまで続きました。
記:徳永好恵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・