引き続き
デジタルカメラで撮影したデータから
ネガフィルムを作成し
暗室にてプリントする実習に取り組みました。
一人2種のプリントを完成させる課題です。
前回の体験を通して掴んだ感触を頼りに2枚目の画像を選び・・・
グレースケールを露光したプリントを参照しながら
画像濃度を確認してネガフィルムを完成させました。
この手法の良いところは
手順に従いきちんと作業を進めると
確実に予定通りの結果を得られることです。
しかも
フォトショップを介することで
焼き込み・覆い焼き作業など
部分的な画像濃度の調整や
修正もネガ作成中に済ますことができます。
また、密着プリント特有の画質の美しさも備えています。
上の画像のように質感の表現は得意とするところです。
難点を挙げると
薄い乳白色のフィルムのため
引き締まった黒色が出ない事。
長所・短所を理解した上で
この手法を利用するか否か
皆さんの判断にお任せします。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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