ブックマット形式で仕上げた作品を提示しながら
制作についてのふりかえりをおこないました。
この制作をふりかえる時間は
自身の制作物を検証すると同時に
徳永写真美術研究所に関わる皆さんの
多様な制作を見合う事で
プラスアルファの気づきがあったのではないかと思います。
ブックマット形式に収まらない制作の方は
適する形での提示も含めてふりかえりました。
ページをめくりながら鑑賞する本形式の作品や
写真はありませんが、掛け軸に仕立てた作品の披露もありました。
*
後半は講義室のレイアウトを変え
ゲストをお招きして特別講義を開催しました。
上の写真、指差す方がゲストの吉川直哉氏です。
講義中、参加者の手にはクリーム色の冊子。
吉川氏の作品カタログです。
↓
Family Album
2014
Naoya Yoshikawa
「写真とは何か」をコンセプトにしたシリーズのひとつで
氏の幼少期の写真を基にした作品とエピソードが収められています。
講義ではこのカタログの内容に沿いながらも
氏のこれまでの活動についての
様々な体験談を語っていただきました。
制作の変遷
若き頃のギャラリー運営
多くのプロジェクトに関わってこられた事
教員としての見解
etc.
吉川氏とは20年以上のお付き合いですが
初めて伺うお話もあり
私も講義に聞き入りました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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