シルクスクリーンプリント体験2日目。
シルクスクリーンプリントは
日本の友禅染・型染の型紙からヒントを得て
イギリス人が絹を使った印刷版を考えたことが始まりとされています。
当時
スクリーンの素材として絹を使っていたことで
シルクスクリーンプリントと呼ばれています。
その後
この技術はアメリカで成長を遂げました。
・
・
・
という歴史を踏まえ
この日は染色用の型紙の紹介から。
江戸小紋などの型染めに用いる型紙
“伊勢型紙”です。
型を彫る職人さんの技術に感動します。
***
この日の作業は
前回に引き続き、同じ版を使い
様々な版表現を試行しました。
一枚の写真原稿を元に
色・刷り方に工夫した成果をご紹介します。
*
色を変える事で印象が変わります。
詩的情緒豊かな作品となりました。
*
写真原稿の上に放射状にカットした版を重ねています。
WEB上では見辛いですが、下地はゴールドです。
存在感のある仕上がりとなりました。
*
写真原稿の段階では
ひよこの“かわいらしさ”が伝わる画像でしたが
シルクスクリーンプリントに変換した画像は
ユーモアを感じる表現になりました。
*
画面から流れ出た草色のストライプ。
その表現は
芝を駆ける馬の流れのように感じます。
*
放課後には、上記の紹介作品以外に
Tシャツやバック、ノートなどにも画像を刷り
オリジナルグッズを作りにも励みました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・