第二駐車場から鎌北湖ダムの堰堤まで歩く。湖畔の道はそこそこ広くて紅葉する樹木も多いので、普段通り紅葉したら綺麗だろうと思います。しかし、今年の紅葉は乱調気味であまり期待できません。
紅葉が場所によって赤くなっていました。湖の対岸に見えている釣りの台ですが、ここに行くには例の行き止まりの道を進まなければならないので、事実上の使用禁止となっています。
このモミジはまだ葉が緑色です。赤く紅葉するのか、このまま枯れて落ちてしまうのか、今年はどうなるでしょうか。
赤くなっていれば、湖水への映り込みがきれいでしょう。
対岸の釣り台と木々が湖に写り込んでいます。手前のさざ波は、釣り人が湖面をかき回してたてたものです。波が静まるのを待って写真を撮ろうと思いましたが、この人は絶えず湖水を竿でかき回すので、波が静まることはありませんでした。
少し進むと、道の広くなっている場所にこの建物があります。やっていない食堂&お土産物屋でした。店の前に駐車しているのは釣りの人です。
福寿亭と看板が残っています。軽飲食とお土産の「いこいの店」だったようです。かつてはダムの堰堤前とこの場所で食事がとれる店があったという事です。それに加えて宿泊施設が2軒あった、賑やかな観光地だったのだと想像できます。今は、第一駐車場にキッチンカーが1台出る事があるだけです。何も知らないで観光地だと思い訪れたら、食事も、お茶もできないから、ちょっとがっかりするだろうな。
福寿亭のすぐ前に湖面まで降りられる釣り台がありました。手漕ぎボートとスワンボートが1艘ずつ係留されていました。どちらも使われている気配はありません。
スワンの視線の先には、廃業しているホテル山水荘の建物が見えます。
宿泊棟ではなく体育館のような作りです。窓ガラスは割れて荒れ果てています。
用水管理棟も見えました。湖水に写り込んで面白い絵になっています。
築堤のすぐ前まで来ました。紅葉はあまり進んでいませんでした。築堤を渡った先はすぐに第1駐車場です。この道案内看板は第1・第2になっていますが、駐車場にあった看板は第二と漢字表記でした。ここまで来たので、第1駐車場まで行ってみましょう。
その3に続く。