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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

コメディエンヌぶり全開!大地真央 「一人二役」

2016-11-06 12:10:08 | 日記
シアタークリエで上演中の「一人二役」です。大地真央 森公美子らの出演。原作はロベール・トマの「DOUBLE JEU」多分、前にも観たと思い、上演記録をネットで調べてみましたが、思い当たる舞台の記録はみつかりませんでした。どこかで観たはずなのですが・・・
お話は1960年代。パリ郊外の豪邸。天涯孤独だが、莫大な遺産を相続したフランソワーズ(大地)が主人公。彼女、リシャール(益岡徹)という男と結婚します。が、結婚後、わかったことは、この男、実は財産目当てで、どうしようもないクズだったということ。離婚を考えるフランソワーズですが、夫が同意するわけがない。そんな時、家政婦のルイーズ(森)の恋人が、リシャールの弟・ミシェル(益岡=二役)と分かります。そこで、ルイーズと一計を案じたフランソワーズ ミシェルをリシャールの代わりにして、離婚手続きをすませようとしますが・・・というお話。
物語は二転三転しますが、ラストがどうなるかは、大体想像がつきます。そこで、ラストまで観客の興味を引っ張れるような役者の魅力・実力が必要となるわけですが、大地真央は、その点ピッタリ!とても60歳とは思えない可愛らしさ(目をパチパチさせる仕草が、あんなに可愛い60歳がいるなんて考えられない!)そして、相変らず見事なコメディエンヌぶり!お見事でした。ラスト、すべてが解決した後は、集まったファンのために、歌も披露!お客さん大満足!の公演でした。