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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

一路真輝 壮一帆 紺野まひる タカラジェンヌ大活躍 「扉の向こう側」

2016-11-23 12:15:53 | 日記
一路真輝 壮一帆 紺野まひるが競演する、アラン·エイクボーン作「扉の向こう側」観てきました。
ロンドン高級ホテルのスイートルームが舞台。死を前にしたリース(吉原光夫)が、己の罪を、娼婦フィービー(壮)に告白します。彼女は、リースの告白文を法的に有効なものにするための証人です。リースの犯した罪というのは、共同経営者ジュリアン(岸祐二)を使い、ジェシカ(紺野)とルエラ(一路)の二人の妻を殺害したこと。フィービーは、リースの要望に応えようとしたために、ジュリアンに命を狙われる羽目になります。コネクティングドアを開け、隣りの部屋に逃げようとするフィービー。が、隣りの部屋にいたのは、なんと死んだはずのルエラ。フィービー どうやら、時空を超えてしまったらしい。さらに、ジェシカまで登場。やがて、事態をのみこんだ彼女達3人は、一致団結して、自らの命を守るために、ホテルの警備員ハロルド(泉見)をも巻き込んで、奮闘します。
いかにも、エイクボーンらしいコメディでした。ただ、仕方ないことなのですが、登場人物が事態をのみこむまでの展開が、どうしても説明する状況が多くて、ややかったるい。その半面、彼女達3人が状況を把握した後は、一気にスピーディで面白くなります。ルエラが、ジェシカに事態を分からそうと、あるメモを渡すのですが、この趣向が洒落ていて素敵。上質のコメディ作品でした。