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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

長澤まさみが歌い、踊り 魅力満載「キャバレー」

2017-01-19 12:16:36 | 日記
長澤まさみが、サリー·ボウルズを演じる「キャバレー」観てきました。会場は、六本木EXシアター。他にMC 石丸幹二 クリフ 小池徹平らが出演。演出 上演台本は松尾スズキと、なかなかのメンバーが揃っています。
ミュージカル初挑戦という長澤まさみ。以前、藤原紀香が同じ役を演じています。私、その公演も観ていますが、スタイルのよさは、共に立派なものですが、歌に関しては、長澤まさみの勝ち。まだまだ喉 鍛えてほしい部分もありますが、あのライザ·ミネリのイメージが色濃く残る「キャバレー」の名曲も、きちんと歌ってました。台詞部分では、福田彩乃が見せる「長澤まさみ笑い」も披露し、魅力全開でした。
松尾スズキ台本は、冒頭シーンで、踊り子たちがオッパイ露出するなど、猥雑さが出てよかったんですが、ギャグが空回りした部分があったことも事実。ミュージカル作品に、こうした松尾スズキテイストが必要なのかという素朴な疑問も残ります。
私、個人的に感動したのが、あの名作「上海バンスキング」メンバーの1人、元自由劇場の片岡正二郎が出演し、幾つかの楽器を演奏してくれたこと。いい味出してました。