東京芸術劇場シアターイーストで上演された「パンドラの鐘」です。
この劇場の芸術監督•野田秀樹の作品。
野田の作品を、若手演出家が上演するシリーズの一つ。
今回は、熊林弘高の演出です。
「パンドラの鐘」と言えば、1999年に初演された際、
野田と蜷川幸雄 2人の演出版が、ほぼ同時期に上演され、
大きな話題になったことを覚えています。
野田版が 堤真一と天海祐希で上演。劇場は世田谷パブリックシアター。
蜷川版が、大竹しのぶと勝村政信で上演。劇場はシアターコクーン。
で、今回。
門脇麦と金子大地のコンビ。
大きな特色は、前2公演では、別々の役者が演じていた
タマキとヒメ女 オズとミズヲ
二役を、門脇と金子が共に演じていること。
出演者は、ほかに松下優也 緒川たまき 松尾諭らです。
物語は、現代と古代の2つのパートに別れています。
現代パートは、太平洋戦争前夜の長崎。
考古学者のオズ(金子)が、カナクギ教授(松尾)のもと
掘り起こしたのが、古代の鐘。
出資元のピンカートン未亡人(緒川)とその娘タマキ(門脇)は、
鐘の謎を明らかにしてほしいと依頼する。
一方、古代王国。
ヒメ女(門脇)は、国王の死で王位を継承する。
王族に仕えるハンニバル(松下)は、ミズヲ(金子)に国王の埋葬を命ずる。
王国には、「パンドラの鐘」と名付けられた鐘があった。
が、鐘は、王国の秘密と共に葬られてしまう。
そして•••
時空を超えるお話だけに、1度観ただけでは、よく分からない部分も多い。
ただ小劇場公演だけに、仕方ない事ですが、初演時のような
スケールは感じられなかった。
同じく、役者陣も健闘してはいましたが、初演時のようなカリスマ感は感じられませんでした。
この劇場の芸術監督•野田秀樹の作品。
野田の作品を、若手演出家が上演するシリーズの一つ。
今回は、熊林弘高の演出です。
「パンドラの鐘」と言えば、1999年に初演された際、
野田と蜷川幸雄 2人の演出版が、ほぼ同時期に上演され、
大きな話題になったことを覚えています。
野田版が 堤真一と天海祐希で上演。劇場は世田谷パブリックシアター。
蜷川版が、大竹しのぶと勝村政信で上演。劇場はシアターコクーン。
で、今回。
門脇麦と金子大地のコンビ。
大きな特色は、前2公演では、別々の役者が演じていた
タマキとヒメ女 オズとミズヲ
二役を、門脇と金子が共に演じていること。
出演者は、ほかに松下優也 緒川たまき 松尾諭らです。
物語は、現代と古代の2つのパートに別れています。
現代パートは、太平洋戦争前夜の長崎。
考古学者のオズ(金子)が、カナクギ教授(松尾)のもと
掘り起こしたのが、古代の鐘。
出資元のピンカートン未亡人(緒川)とその娘タマキ(門脇)は、
鐘の謎を明らかにしてほしいと依頼する。
一方、古代王国。
ヒメ女(門脇)は、国王の死で王位を継承する。
王族に仕えるハンニバル(松下)は、ミズヲ(金子)に国王の埋葬を命ずる。
王国には、「パンドラの鐘」と名付けられた鐘があった。
が、鐘は、王国の秘密と共に葬られてしまう。
そして•••
時空を超えるお話だけに、1度観ただけでは、よく分からない部分も多い。
ただ小劇場公演だけに、仕方ない事ですが、初演時のような
スケールは感じられなかった。
同じく、役者陣も健闘してはいましたが、初演時のようなカリスマ感は感じられませんでした。