昨日に続けて、古い映画のお話です。
文芸座で上映された「赤い殺意」
昨日書いた「甘い汗」と同じ1964年の作品。
この映画も、当時の因習が色濃く出ています。
舞台は東北。
主人公の貞子(春川)は、高橋家で女中奉公していた。
で、そこの次男の吏一(西村)と出来てしまい結婚。
一人息子がいる。
が、姑は貞子を嫁として認めず、籍は入っていない。
吏一は図書館勤め。
同僚の義子と10年来の腐れ縁。
貞子は、夫と姑から辛く当たられても
それを当たり前と思い、日々を過ごしている。
ある日、吏一の出張中に強盗(露口)が。
この男、肉感的な貞子を見て、思わず犯してしまう。
段々と男の正体が明らかになってくる。
名前を平岡といい、ストリップ小屋で、ミュージシャンとして働いている。
貞子は、自分に興味を持った平岡に付き纏われ、何回か関係を持ってしまう。
自分は不幸な女だと思いながらも、その行動は変わらない。
やがて、東京に一緒に行こうと、駆け落ちを迫る平岡
なにくれとなく意見する周囲の人々と交わるなかで
貞子の中に変化が起こっていく
というお話。
2時間半という、結構長時間の映画ですが
長さは感じさせませんでした。
主役の御三方 共に素晴らしい熱演でしたが
ある時は居丈高 ある時はマザコン ある時はヤキモチ焼き
変幻自在の演技を見せてくれる西村晃が、一番印象に残りました。
文芸座で上映された「赤い殺意」
昨日書いた「甘い汗」と同じ1964年の作品。
この映画も、当時の因習が色濃く出ています。
舞台は東北。
主人公の貞子(春川)は、高橋家で女中奉公していた。
で、そこの次男の吏一(西村)と出来てしまい結婚。
一人息子がいる。
が、姑は貞子を嫁として認めず、籍は入っていない。
吏一は図書館勤め。
同僚の義子と10年来の腐れ縁。
貞子は、夫と姑から辛く当たられても
それを当たり前と思い、日々を過ごしている。
ある日、吏一の出張中に強盗(露口)が。
この男、肉感的な貞子を見て、思わず犯してしまう。
段々と男の正体が明らかになってくる。
名前を平岡といい、ストリップ小屋で、ミュージシャンとして働いている。
貞子は、自分に興味を持った平岡に付き纏われ、何回か関係を持ってしまう。
自分は不幸な女だと思いながらも、その行動は変わらない。
やがて、東京に一緒に行こうと、駆け落ちを迫る平岡
なにくれとなく意見する周囲の人々と交わるなかで
貞子の中に変化が起こっていく
というお話。
2時間半という、結構長時間の映画ですが
長さは感じさせませんでした。
主役の御三方 共に素晴らしい熱演でしたが
ある時は居丈高 ある時はマザコン ある時はヤキモチ焼き
変幻自在の演技を見せてくれる西村晃が、一番印象に残りました。