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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

森繁久彌&淡島千景「台所太平記」

2021-05-11 09:20:58 | 日記
ラピュタ阿佐ヶ谷で上映された「台所太平記」です。
谷崎潤一郎の作品を豊田四郎監督が映画化したもの。
老作家の家庭で働く女中さんたちを描いた作品。
老作家•千倉磊吉を森繁久彌 その妻•讃子を淡島千景が演じています。
先日書いた「夫婦善哉」でも夫婦役を演じていたお二人
似合いのご夫婦といった感じです。

作家•千倉磊吉宅には、3人の女中さんがいる。
初(森光子) 梅(乙羽信子) 駒(京塚昌子)
千倉夫妻は、長年奉公してくれた初にお婿さんを
世話しようとするが、初は、姉の世話してくれた
男と結婚してしまう。

続いて登場するのが
小夜(淡路恵子)と節(水谷良重)
この二人は、どうやら出来ている。
小夜が苦手な磊吉は、暇を出してしまう。

続いては、百合(団令子) 銀(大空真弓) 鈴(池内淳子)
百合と銀は、一人の男を争うライバル同士。

そして、最後に登場するのが万里(中尾ミエ)
彼女を見た磊吉夫妻は、
「もう女中さんを雇う時代じゃない」
と、夫婦2人で、小さなマンションで暮らすことを決める。

日本の一つの時代を、表した映画でした。