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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

京マチ子 「甘い汗」

2021-05-07 10:03:54 | 日記
ラピュタ阿佐ヶ谷で上映された「甘い汗」です。
豊田四郎監督 京マチ子主演。1964年の作品。
京マチ子演じるのは、場末のバーの年増女給•梅子です。
年増といっても36歳なんですけどね。

映画は、梅子が同僚が客を盗ったと喧嘩しているシーンから始まります。
見かねたバーテン(小沢昭一)がパトロンを紹介する。
古美術商で金廻りの良い男(小沢榮太郎)
待望のお妾生活が出来るかと思ったら、バーテンが
「オレをヒモにしろ」と迫る。
断ると、バーテンは、古美術商に梅子の秘密をばらす。
彼女には、18才になる娘の竹子がいたのです。
捨てられる梅子。

梅子が住んでいるのは、二間しかない長屋。
そこに、弟家族 母 娘らと7人で住んでいる。
なんとか貧乏から脱却したい梅子。
昔の男で、羽振りの良くなった辰岡(佐田啓ニ)と
何年ぶりかで出会うが、やっぱり裏切られてしまう。

泥沼から抜け出せない梅子の明日は•••
というお話。

この作品 原作•脚本が女性と知って驚きました。
「驟雨」などの作品がある水木洋子さん。
完全に男性目線の脚本。
なのに•••
凄いですね。