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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

城田優&高木雄也「ブロードウェイと銃弾」

2021-05-27 09:18:47 | 日記
日生劇場で上演中の「ブロードウェイと銃弾」です。
W•アレンの映画をミュージカル化した作品。
初演は2018年。今回が再演。
初演メンバーの多くが、今回も参加しています。

舞台は1920年代 禁酒法時代のニューヨーク。
売れない劇作家のデビッド(高木)
恋人のエレン(愛加あゆ)にも、愛想を尽かされそう。
そんなデビッドにビッグチャンス。
ブロードウェイデビューの機会がやってきた。
が、プロデューサーが見つけてきた出資者は
ギャングの親玉•ニック(橋本さとし)
彼が出した条件は、愛人のオリーブ(平野綾)を主役にすること。
が、このオリーブ キンキン声で、セリフも満足に言えない。
そのくせ、自分では一人前だと思っている。
そのほかのメンバーは、かつての大女優ヘレン(瀬名じゅん)
過食症のワーナー(鈴木壮麻) 変わり者のイーデン(保坂知寿)
実は、デビッドの脚本は、箸にも棒にもかからないもの。
が、当人は、自信満々。
稽古は、なかなか捗らないが、ここで意外な人物が活躍する。
ニックの手下のチーチ(城田)
オリーブのお目付役として、ニックが送り込んだのだが
彼がアドバイスすると、台本は輝きを増す。
さあ、成功は目前だが•••
というお話。

初演に続いてチーチを演じた城田優。
一幕ラスト近く、ビッグナンバーで見事なタップを披露し大拍手!
今回から参加の高木雄也。
正直、歌は初演の浦井健治には及ばないが
周りに翻弄されるデビッドを上手く演じていました。
続投組の平野綾 キンキン声のアニメ声といえば、この人にとどめを指す。
今回も、大活躍!
一風変わった役者を演じる元四季の保坂知寿 鈴木壮麻も続投組で
きっちり脇を固め、初参加の瀬名じゅんは、なかなかの色っぽさ。
続投組の愛加は、カレンなエレンにぴったり。

楽しめるミュージカルでした。