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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

中村勘九郎「夏祭浪花鑑」

2021-05-30 09:40:38 | 日記
シアターコクーンで、今日千秋楽を迎える「夏祭浪花鑑」です。
今は亡き中村勘三郎さんと串田和美さんがタッグを組んでスタートした
コクーン歌舞伎。
今回が、第17弾。
演出は、今回も串田和美。
勘三郎さん亡き後、主役を務めるのは、勘九郎•七之助の兄弟です。

気の短いのが玉に瑕の団七九郎兵衛(勘九郎)
とある喧嘩が原因で牢に入れられてしまう。
それを救ってくれたのが、玉島兵太夫という人。
女房お梶(七之助) 息子市松(長三郎)と再会を喜び合う。

義侠心に厚い九郎兵衛。
兵太夫の息子と恋人の仲が、悪人どもの経略で引き裂かれそうになったのを知ると
兵太夫ゆかりの徳兵衛•お辰夫婦(松也2役) 釣り船の三婦(亀蔵)らと救おうとする。
が、義父の義兵次(笹野高史)だけは、誘いに乗らない。
ばかりか、九郎兵衛に悪口雑言を浴びせる。
堪忍袋の緒が切れた九郎兵衛は•••

2時間15分 ノンストップでスピード感あふれるお芝居でした。
さらに、殺陣の場面などでは、歌舞伎の様式美も見せてくれた。
飽きさせない公演でした。