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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

まんじゅう大帝国 「笑いの学校」

2021-05-12 09:56:49 | 日記
まんじゅう大帝国という爆笑問題の事務所に所属する若手漫才師が
爆笑問題 神田伯山 ナイツ•塙 事務所の先輩であるウエストランド 春風亭昇太 島田洋七(B&B)らに
その極意を聞きに行くという企画の本。
漫才 講談 落語 
斯界の第一人者の話だけに、みな興味深く、面白い本に仕上がっていました。

皆さん、歯に衣着せず、本音で物を言うので迫力がありました。
例えば、爆笑問題•太田は、今売り出し中の神田伯山について
「慶安太平記」という演目について、このように語っています。
「談志師匠の講談と聴き比べると、力の差が歴然としている」
その理由について
「講談って、全部ナレーションでト書きなんだよ。落語はセリフなんだ。
談志師匠はその中間で、セリフになったりト書きになったりするから、
元の講談より全然面白い」

談志師匠を聴いていた私としては、深く納得できる一文でした。
このように、とても内容の濃い一冊。
読み応えありました。