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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

三谷幸喜 「日本の歴史」

2021-07-13 08:52:55 | 日記
新国立劇場で上演中の「日本の歴史」です。
2018年暮れ以来の再演。
タイトル通り、日本の歴史について書かれた作品。
7人の役者が、何役もこなしながら、舞台は進んでいきます。

出演者は、
中井貴一 香取慎吾 新納慎也 瀬戸康史
シルビア•グラブ 宮澤エマ 秋元才加
初演時の川平慈英が瀬戸康史と交代しています。

テキサスの一家の歴史が、日本の歴史とリンクしている作品。
幕が開くと「テキサス」と字幕が出る。
シュミット一家(シルビア 新納 宮澤)が登場。
広大な土地を持つシュミット家。
小作人家族(瀬戸 中井 香取)との愛憎が描かれます。

彼らの感情がMAXに達すると
日本の歴史に。
卑弥呼らが登場して、ショーナンバーが流れる。
初演で話題を呼んだ宮澤エマの「平清盛」
このミュージカルのテーマとも言うべき「INGA」
改めて聴くと、覚えやすくて良いナンバーが数多くある。
三谷作品には欠かせない音楽監督•荻野清子の面目躍如といったところです。

約3時間の作品。
歴史好きの三谷さんらしく、世間ではほとんど知られていない
歴史に埋もれた人々が多く登場するのですが
彼らがイキイキと描かれた作品になっていました。