今日千秋楽を迎える「七月大歌舞伎」です。
久しぶりに3階席へ行きましたが、残念ながら名物「めでたい焼き」は、
まだ再開していませんでした。
私が観たのは第一部。
中車と松緑の「あんまと泥棒」
猿之助が6役の早替わりを見せる「蜘蛛の精宿噺」です。
「あんまと泥棒」
因業なあんま秀の市の家に、人の良い泥棒の権太郎が盗みに入る。
だが、口の上手い秀の市に、うまく丸め込まれて•••
というお話。
村上元三の作品。
舞台は、秀の市が、揉み療治を終えて家路に着くところから始まる。
暗い夜道、野良犬に付き纏われる秀の市。
追い払った後で
「しまった!向う脛でも噛み付かさせておけば、幾らかになったのに•••」
こんな男だから、権太郎ごときの脅しには、びくともしない。
とうとう、秀の市のウソの身の上話に同情して
有り金全部渡してしまう。
秀の市演じた中車さん さすがの上手さです。
「蜘蛛の絲宿直噺」
女郎蜘蛛の精を演じる猿之助。
45分ほどの上演時間で6役の早替わり。
女童 番新 太鼓持ちなどなど。
そして千筋の蜘蛛の絲で、相手を幻惑する。
セリフに
「疫病が•••」など、現在を彷彿とさせるものがいくつか。
コロナバージョンとも言うべき狂言でした。
久しぶりに3階席へ行きましたが、残念ながら名物「めでたい焼き」は、
まだ再開していませんでした。
私が観たのは第一部。
中車と松緑の「あんまと泥棒」
猿之助が6役の早替わりを見せる「蜘蛛の精宿噺」です。
「あんまと泥棒」
因業なあんま秀の市の家に、人の良い泥棒の権太郎が盗みに入る。
だが、口の上手い秀の市に、うまく丸め込まれて•••
というお話。
村上元三の作品。
舞台は、秀の市が、揉み療治を終えて家路に着くところから始まる。
暗い夜道、野良犬に付き纏われる秀の市。
追い払った後で
「しまった!向う脛でも噛み付かさせておけば、幾らかになったのに•••」
こんな男だから、権太郎ごときの脅しには、びくともしない。
とうとう、秀の市のウソの身の上話に同情して
有り金全部渡してしまう。
秀の市演じた中車さん さすがの上手さです。
「蜘蛛の絲宿直噺」
女郎蜘蛛の精を演じる猿之助。
45分ほどの上演時間で6役の早替わり。
女童 番新 太鼓持ちなどなど。
そして千筋の蜘蛛の絲で、相手を幻惑する。
セリフに
「疫病が•••」など、現在を彷彿とさせるものがいくつか。
コロナバージョンとも言うべき狂言でした。