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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケラ&井上芳雄「しびれ雲」

2022-12-10 09:54:42 | 日記
本多劇場で上演された「しびれ雲」です。
ケラお得意の「フクロウ島」を舞台にした作品。
「ごめんチャイ」という方言も懐かしく
緒川たまき&ともさかりえのコンビも健在です^_^

フクロウ島に、1人の男(井上)が現れた。
頭に怪我をして、記憶を失った男。
目撃者によると、どうやら自殺を図ったらしい。
島の人は、「フジミの男」ということで「フジオ」と名づける。
男が見つかった日は、波子(緒川)の夫の七回忌。
波子の妹•千夏(ともさか)は、なかなか支度をしない夫•文吉(萩原聖人)に
イライラしている。
なにかと角突き合わせる千夏と文吉。
文吉の後輩で、夫婦のイザコザに巻き込まれる縄手(菅原永二)
波子が嫁いだ石持家の人々(三上市郎 石住昭彦)
ケーキ屋の佐久間(三宅弘城) 内科医の占部(松尾諭)
波子の娘•富子(富田望生)
彼らの起こす色々な騒動を、ケラの筆はうまくまとめていく。

タイトルの「しびれ雲」は、
島にその雲が現れると、物事の潮目が変わると言われる雲のこと。

3時間超えのお芝居。
見応えありましたが、いささか疲れました。