久々の歌舞伎座です。
「二月大歌舞伎」
今月は、早逝した 初世尾上辰之助三十三回忌追善興行で、
所縁の演目が並んでいます。
私 夜の部の切狂言 「名月八幡祭」を観てきました。
辰之助の遺児•松緑が、仁左衛門 玉三郎という2人の人間国宝の胸を借りての狂言です。
深川の祭時分
芸者の美代吉(玉三郎)は、百両の金の工面が出来ずに困っている。
そんな美代吉の気持ちを逆撫でするかのように、情夫の船頭三次(仁左衛門)は、金の無心を繰り返す。
座敷にまで借りにくる三次。
とうとう堪忍袋の緒が切れた美代吉 三次に愛想尽かしをする。
その一部始終を見ていたのが、縮屋の新助(松緑)
金に困っている様子の美代吉から、理由を聞く。
「百両ないと、生きてはいられない」
新助 百両を工面する決意をします。
その代わり 美代吉の家に置いてくれと頼む新助。
背に腹はかえられない。
美代吉 その願いを飲みます。
新助が 工面に出て行った直後、
美代吉の旦那(梅玉)から、手切れ金代わりの百両が。
さ、当座の心配がなくなった美代吉。
愛想尽かしをしたはずの三次と、酒を酌み交わします。
そこへ 金の都合をつけてきた新助が戻ってきますが、
美代吉は、素気無い態度。
怒りの収まらない新助は•••
往年の孝•玉コンビ 。
お若い!
大和屋は25歳 松嶋屋は30歳 年の離れた松緑との共演。
全く その差を感じさせない。
「役者に年なし」
ってのは、ホントですね。
「二月大歌舞伎」
今月は、早逝した 初世尾上辰之助三十三回忌追善興行で、
所縁の演目が並んでいます。
私 夜の部の切狂言 「名月八幡祭」を観てきました。
辰之助の遺児•松緑が、仁左衛門 玉三郎という2人の人間国宝の胸を借りての狂言です。
深川の祭時分
芸者の美代吉(玉三郎)は、百両の金の工面が出来ずに困っている。
そんな美代吉の気持ちを逆撫でするかのように、情夫の船頭三次(仁左衛門)は、金の無心を繰り返す。
座敷にまで借りにくる三次。
とうとう堪忍袋の緒が切れた美代吉 三次に愛想尽かしをする。
その一部始終を見ていたのが、縮屋の新助(松緑)
金に困っている様子の美代吉から、理由を聞く。
「百両ないと、生きてはいられない」
新助 百両を工面する決意をします。
その代わり 美代吉の家に置いてくれと頼む新助。
背に腹はかえられない。
美代吉 その願いを飲みます。
新助が 工面に出て行った直後、
美代吉の旦那(梅玉)から、手切れ金代わりの百両が。
さ、当座の心配がなくなった美代吉。
愛想尽かしをしたはずの三次と、酒を酌み交わします。
そこへ 金の都合をつけてきた新助が戻ってきますが、
美代吉は、素気無い態度。
怒りの収まらない新助は•••
往年の孝•玉コンビ 。
お若い!
大和屋は25歳 松嶋屋は30歳 年の離れた松緑との共演。
全く その差を感じさせない。
「役者に年なし」
ってのは、ホントですね。