プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「松緑 仁左衛門 玉三郎 二月大歌舞伎 名月八幡祭」

2019-02-23 11:18:13 | 日記
久々の歌舞伎座です。
「二月大歌舞伎」
今月は、早逝した 初世尾上辰之助三十三回忌追善興行で、
所縁の演目が並んでいます。

私 夜の部の切狂言 「名月八幡祭」を観てきました。
辰之助の遺児•松緑が、仁左衛門 玉三郎という2人の人間国宝の胸を借りての狂言です。

深川の祭時分
芸者の美代吉(玉三郎)は、百両の金の工面が出来ずに困っている。
そんな美代吉の気持ちを逆撫でするかのように、情夫の船頭三次(仁左衛門)は、金の無心を繰り返す。
座敷にまで借りにくる三次。
とうとう堪忍袋の緒が切れた美代吉 三次に愛想尽かしをする。
その一部始終を見ていたのが、縮屋の新助(松緑)
金に困っている様子の美代吉から、理由を聞く。

「百両ないと、生きてはいられない」

新助 百両を工面する決意をします。
その代わり 美代吉の家に置いてくれと頼む新助。
背に腹はかえられない。
美代吉 その願いを飲みます。

新助が 工面に出て行った直後、
美代吉の旦那(梅玉)から、手切れ金代わりの百両が。
さ、当座の心配がなくなった美代吉。
愛想尽かしをしたはずの三次と、酒を酌み交わします。

そこへ 金の都合をつけてきた新助が戻ってきますが、
美代吉は、素気無い態度。
怒りの収まらない新助は•••

往年の孝•玉コンビ 。
お若い!
大和屋は25歳 松嶋屋は30歳 年の離れた松緑との共演。
全く その差を感じさせない。
「役者に年なし」
ってのは、ホントですね。

中島みゆき 「夜会VOL.20 リトル•トーキョー」

2019-02-22 11:33:04 | 日記
赤坂ACTシアターで上演中の「夜会VOL.20 リトル•トーキョー」です。
今回は、チケット代金が ついに2万円!
行こうか 行くまいか 迷ったのですが、なにしろ この公演 初回から 再演除いて 全作観ている。
なわけで 清水の舞台から飛び降りたつもりで、チケット購入。
観てまいりました。

今回は、いつもの「夜会」メンバーのほか 中島さん演じるアンヌの姉リズ役で 渡辺真知子さん 声の出演で泉谷しげるさんが登場します。


舞台は、雪深い地方のホテル。
その奥には、雪山がそびえ立っている。
シーズンオフ。
客にいないホテルに、支配人 従業員らといるアンヌ。彼女は、女主人。
夫のふーさんは、ここにはいない様子。
出入りの業者らも混じえて話は進んでいきます。
そんな時 姉のリズが戻ってきます。
なんとも派手派手しい格好で登場する彼女。

「お姉ちゃん?」

と尋ねる 中島さんが なんとも可笑しい。

一幕ラストは、雪山に雪崩が。
山に住む山犬つららを探しに行く アンヌ。

休憩

二幕
あの日以来 アンヌは戻ってこない。
皆が心配するなか、彼女は戻ってくる。
舞台は、東京に移り、このホテルの土地を巡る陰謀が明らかになって行く。
料亭で 陰謀を巡らす黒幕の声が、泉谷しげる。
一方 雪山から遺体が発見される。
それは、アンヌと山犬だった•••

カーテンコールで、中島さんも言ってましたが、物語 混みいっていて ちょっと分かりづらい部分もある。
「売店で売っているプログラムをお読みになると よく分かります」(by 中島みゆき^_^)
内容はともかく、今回のテーマソングで 何度も歌われる
「リトル•トーキョー」
「リトル•トーキョー リトル•トーキョー トーキョーにはないトーキョー」
この詞と共にメロディ覚えてしまいました。
そして、「夜会」のテーマソング「2艘の舟」
今回は、6重唱 圧巻でした。

田中圭&満島真之介&倉科カナ 「チャイメリカ」

2019-02-21 10:40:23 | 日記
世田谷パブリックシアターで上演中の「チャイメリカ」です。
ルーシー•カークウッドという若手作家の作品。
私、このブログでも書きましたが 彼女の「チルドレン」という作品観ています。
原発を扱った作品。
こちらも、見応えあった。

で、この作品は、ローレンスオリヴィエ賞受賞しています。
「チャイメリカ」とは、チャイナとアメリカを合わせた造語。
田中圭 満島真之介 倉科カナ 眞島秀和らの出演。
演出は栗山民也です。

舞台は、1989年の天安門事件から始まります。
取材に来ていたアメリカ人カメラマンのジョー(田中)
ホテルの部屋から 目の前で起きている騒動の一部始終を無我夢中でカメラに収めています。
彼の撮った一枚の写真が大きな評判を呼びます。
それは

「白いシャツを着て 買い物袋を2つ下げた中国人の男が、戦車の前に立っている」

写真。この男 タンクマンの正体は、誰も知りません。

20年以上経ったニューヨーク。
ジョーは、タンクマンの正体について調べ始めます。
中国人の友人ザン•リン(満島)の助けを借り、彼は真実に迫っていきます。
が、それは ザン•リンの運命 彼の兄(眞島)の運命を変えていってしまうことになります。
真実に迫る 彼の心の支えになるのがテス(倉科)
ジョーとテスの運命も、やがてすれ違っていきます。

3時間を超える舞台。
主役の田中圭 ほとんど出ずっぱりな感じ。
熱演でした。
ただ、このジョーという人物
非常に功名心の強い男。
この年になると、こういう人物 ダメですね。



「G・馬場追善興行&A•ザ•ブッチャー引退記念」

2019-02-20 10:41:25 | 日記
もう一日プロレスのお話にお付き合いください。
昨夜は、両国国技館で「G・馬場追善興行&A•ザ•ブッチャー引退記念」観てきました。
17時開場 18時半試合開始。
私 自由席しか買えなかったので、17時には国技館へ。
既に 大勢の人が並んでいました。

2階席の上の方に座席確保。
ビジョンに映る馬場さんの試合見ながら、開始時間を待ちます。
アラ還の私ですら、馬場さんというと、動きの遅いイメージしかないのですが、
流れる全盛期の馬場さんの映像 どうしてどうして 大した迫力でした。

試合前に 永遠のライバル•猪木さんが登場。
第3試合を終えた後に、ブッチャーの引退セレモニー。
坂口さん ドリー•ファンク ハンセンら往年の名選手が登場。
場内も盛り上がります。

肝心の試合。全9試合。
第1試合のバトルロイヤルでは、力道山の息子 百田光雄選手が登場。
その後も、馬場さんの弟子たち 太陽ケア 丸藤正道 秋山準 大森隆男らが登場し、
馬場さんの得意技だった「かわず落とし」などを見せ、観客を沸かせます。
セミでは、馬場さん率いる「全日本プロレス」のスター外国人選手だったマスカラス兄弟が登場。
フライングクロスチョップ 久々に見ました。
メインは、新日本プロレスの棚橋弘至 全日本プロレスの宮原健斗 大日本プロレスの関本大介 フリーのヨシタツが登場。
エンタテインメントという観点から見れば、やはり棚橋が一枚上。
さすがの貫禄。

試合終了は22時。急いで家路につきましたが 疲れた^_^

ゆるキャラ登場!「DDTプロレス 両国国技館大会」

2019-02-19 11:42:39 | 日記
日曜日のお話です。
両国国技館でDDTプロレス観て来ました。
1.4東京ドーム以来の プロレス観戦。
実は、私 今日も これからプロレス観戦です。
会場も またまた両国国技館。
続く時は、続くものです。

今夜の話は、明日書きますが、まずは日曜のお話。
私 2階席で観てましたが、ちょっと客の入りは寂しかった。
無理はないんです。
DDT 2日続けての両国大会ですからね。
そりゃ 客も分散するでしょう。

さて、相変わらずハチャメチャムード満載で笑わせてくれた DDTプロレス,
今回は、ポコたんというゆるキャラが登場。
試合をしますが、ラスト 顔面にキックをくらい 頭の部分が飛んでいってしまい、
中に入っていたレスラーの正体がバレるというギャグで笑わせてくれました。
ポコたんがフォール取られると、これまた DDT名物•今林APがリングイン。
「何で 頭とれちゃうんだよ。
何で 中に40才のオッサンが入ってんだよ。
夢見させてくれよ」
と 懇願調で言うと 場内大爆笑!
面白かった。

休憩後、
後半3試合のシングル。
HARASHIMA対青木真也
遠藤哲哉対丸藤正道
メインの
佐々木大輔対竹下幸之介

いずれも見応えある熱戦。
この辺りのコントラストも、DDTらしさでした。