ＪＲ東日本２９００キロの旅計画

自宅の窓から見える岩手山は白く雪に覆われてしまった。
紅葉の季節も過ぎて盛岡は晩秋の趣である。

昨年から手の関節炎？に悩まされているの私だが、
明確な診断もなく病名もわからないまますでに一年以上も経過してしまった。

先日の診察で「血液検査の結果ではリウマチ反応は出ていないよ」と、医者に言われたのだけど痛みはいっこうに消えないし寒さのためか指のこわばりが強まってきたようだ。

なんとか痛み止めの薬と湿布でしのいではいるのだが、このまま一生薬を続けるのかという不安もある。

おまけに痔のほうも良い状態ではない。
毎日ではないがときおりズキーンとくる痛みがある。
こちらも診察では特に異常はないということで薬でしのぐしかないようだ。

と、万全の体調ではないのだが歳をとれば身体に変調のあるのはごく当たり前のことと考え、我慢しながら暮らしていくしかないのだなあ。



しばらく前のこと、ＪＲ東日本の広告で「大人の休日倶楽部パス」の発売を知った。
１万5千円で４日間ＪＲ東日本の新幹線を含む列車が乗り放題というキップなのだ。



私は「大人の休日倶楽部」の会員になっているので、このキップを使って旅をしてみようと考えた。

「４日間乗り放題」ということならば最大限に活用したい。
と考えるのはやはり貧乏性のせいなのだろうか？


そこで、、

盛岡駅を基点に東日本を周遊する計画を考えた。


一日目
盛岡駅＝（新幹線）＝＞新青森駅＝（在来線）＝＞秋田駅＝（在来線）＝＞新潟駅＝（新幹線）＝＞長岡駅

二日目
　長岡駅＝（在来線）＝＞高崎駅＝（新幹線）＝＞上越妙高駅＝（在来線）＝＞直江津駅＝（在来線）＝＞長岡駅＝（新幹線）＝＞東京駅＝（在来線）＝＞　横浜駅

三日目
横浜駅＝（在来線）＝＞東京駅＝（新幹線）＝＞米沢駅＝（新幹線）＝＞福島駅＝（新幹線）＝＞仙台駅＝（新幹線）＝＞盛岡駅

四日目
　盛岡駅＝（新幹線）＝＞秋田駅＝（在来線）＝＞新庄駅＝（在来線）＝＞仙台駅＝（新幹線）＝＞盛岡駅

これでＪＲ東日本の新幹線を全区間乗ることができる。

盛岡駅発着の一筆書きルートも考えたが４日間では無理があり断念。
始発から終電まで乗っていれば乗車距離は増えるのだが、
車窓からの眺めを楽しみたいので夜は乗らないことにした。


二日目の長岡駅から高崎駅の区間を在来線利用としたのは、この区間にループ線があるから。
当然ながら上越新幹線にはループ線はないのだ。

乗車距離は約２９００キロ。
これだけ乗っても１万５千円で済むというのはうれしい。

私は旅行好きだが、乗り物が好きというタイプでもある。
電車、バス、飛行機、船、馬車と乗りながら旅をするのが大好きな人間なのだ。


と、いうことで。

「ＪＲ東日本周遊の旅」に出発です。