このブログは自分の思い出のために書いているようなものなので、更新はさっぱりしていないから読んでくださる方がいると思っていなかったのだが、久しぶりに「コメント管理」を開いてみたら40代の男性の方からのコメントがあった。ありがとうございます。
私と同じように痔の病をおもちのようで手術をされたとあったが、一日も早い回復をお祈りいたします。
さて、
弘前駅を出発する電車の車窓から「弘南鉄道」が見えている。


青森県には「十和田電鉄」もあったのだがすでに廃線になってしまった。
弘南鉄道のような”私鉄”があるということはこの地域が都会ということの証だと思う。
人口が減少しこれといった産業もない地区で”私鉄”が営業を続けていけるわけが無いからだ。
私の住む岩手県には私鉄は無く、JRでさえも青色吐息の状態だ。
JR岩泉線も2014年には廃線になってしまった。
(第三セクターの「岩手銀河鉄道」と「三陸鉄道」はあるが、あれは”私鉄”と言えるのかなあ)
盛岡市と沿岸の主要な町である宮古市を結ぶ山田線の運行状況をみればよくわかる。朝夕の2本しか運行されないのだ。
などと考えながら快晴の秋空を眺めつつ、大館駅へ向けて電車は快調に走る。
旅行の楽しみは計画を立てるときが50パーセント、帰ってから思い出す楽しみが50パーセントと言う人がいる。
ん~~ん? それでは旅行中の楽しみが無くなるんじゃないの???
行程を考えていたときどうしても乗りたかった区間が『五能線』だった。
”リゾート白神”という魅力的な列車が走っているのだ。
だがこの区間を乗ると接続が悪くて新潟に着くのが夜中になってしまうのであきらめた。

リゾート列車は窓が大きく開放感がある。

いまになって思うとやはり乗らなくて正解だったのかも、、
弘前駅と秋田駅の途中駅でこのリゾート列車を見かけたのだが、おばさんのグループ客やカップル客でいっぱいであった。
よぼよぼ爺サンの一人旅なら完全に浮いてしまっていただろう。
そのうち五能線に乗りに行こうかと思うが、そのときはリゾート列車ではなく普通ローカル列車にしよう。

そのような偏屈なことを考えながら前方を見る。すすきがキラキラと輝いている。

途中の津軽湯の沢駅。

ふと隣の線路を見ると、

線路の枕木が木製だったりコンクリートだったり。
TBS系金曜ドラマの「ふぞろいの林檎たち」に引っ掛けて『ふぞろいの枕木たち』と呼ぶことにしよう。
大館駅に到着。

あたりまえだが定刻である。
運転手によって早く着いたり、遅れて着いたりということはない。
なにしろ1分でも遅れれたならお詫びの放送をするくらいだからなあ。
時間を守り正確さが第一の列車運行である。
日本人の性格といえばそれまでだが「なにも30秒、1分くらいのことで、、」とも思う。
とはいえ、この私も乗り継ぎ時間を分単位で組んでいる。
時間に正確な鉄道だからこそこのような旅が出来るのであるが。
大館駅では20分の乗り換え時間があるので駅構内をゆっくり見て回る。
この町は「きりたんぽ」発祥の地とある。


さらに「忠犬ハチ公」の故郷でもあるそうな。
JRハチ公神社なるものまで駅にはあった。

「公共交通機関であるJRの駅構内にこのような宗教施設を作るとはいかがなものか?」などという無粋な意見は出なかったものと思われる。
そういえばかなり昔のこと仙台市内に「ハマの大魔神社」というのがあったっけなあ。
*ハマの大魔神とは横浜ベイスターズで活躍した佐々木主浩投手のこと。神社は横浜にあったそうだ、ということは仙台のは支社かいな?
なにしろ電車にひとりで乗っているだけの旅だからこんなアホなことだけ考えるのだ。


次は10時4分発の秋田駅に乗る。
鷹巣駅からは秋田内陸縦貫線が延びている。

ホームには阿仁合行きの列車が停まっていた。その向こうにはラッセル車の姿が見える。

ラッセル車の活躍する冬はすぐ目の前だ。
ひたすら乗り続けるだけだからなにか記録を残そうと考え駅名票の撮影をする。


終点まで乗るのだからグーグー寝ていてもちゃんと運んでくれるのだが、それではこの旅の意味が無いのだ。
駅名票だけ撮影してどうするの?と聞かれたら「ほかにすることが無かったから」と答えよう。
すべての停車駅の駅名票を撮影しようと思ったが簡単ではなかった。
駅名票が目の前に来ればよいのだが、そうでないと他の乗客の席まで移動してシャッターを押したりするものだから、胡散臭い目で見られることになる。
「いえいえ私は単に駅名票を撮影しているだけの善良な旅行者ですよ」と心の中で思うのだが、冷静に考えるとずいぶんなバカ。

このような古風な駅舎があるかと思えば、

モダンな駅舎もある。

無人駅の駅前に教会があるのかと思ったら、あれが駅舎だったのね。

線路沿いにあるお墓の向こうには風力発電の風車が見える。ある意味でシュールな風景だ。

そうこうしているうちに秋田駅に到着。


時刻は11時50分。
乗り継ぎ時間は1時間もある。
予定ではこの駅で昼食タイムである。
駅構内には駅弁のコーナーがあった。
「ここで奮発して駅弁を食べようか」と、見ると・・
”あわび五能線弁当”1300円、”秋田肉三昧弁当”1150円、”秋田比内地鶏こだわり鳥めし”1000円などが並んでいる。

「うむむ、いまは我慢して夕食を贅沢にしよう」

結局400円の”はなまるうどん”で済ます私であった。
昼食が5分で済んでしまったので駅前を見て回る。
8月に歩き旅で秋田駅に来ているので見るものは無いのだが、
駅前のポストに竿灯が乗っているのを見つけた。

今回もセルフタイマーで記念撮影。

私と同じように痔の病をおもちのようで手術をされたとあったが、一日も早い回復をお祈りいたします。
さて、
弘前駅を出発する電車の車窓から「弘南鉄道」が見えている。


青森県には「十和田電鉄」もあったのだがすでに廃線になってしまった。
弘南鉄道のような”私鉄”があるということはこの地域が都会ということの証だと思う。
人口が減少しこれといった産業もない地区で”私鉄”が営業を続けていけるわけが無いからだ。
私の住む岩手県には私鉄は無く、JRでさえも青色吐息の状態だ。
JR岩泉線も2014年には廃線になってしまった。
(第三セクターの「岩手銀河鉄道」と「三陸鉄道」はあるが、あれは”私鉄”と言えるのかなあ)
盛岡市と沿岸の主要な町である宮古市を結ぶ山田線の運行状況をみればよくわかる。朝夕の2本しか運行されないのだ。
などと考えながら快晴の秋空を眺めつつ、大館駅へ向けて電車は快調に走る。
旅行の楽しみは計画を立てるときが50パーセント、帰ってから思い出す楽しみが50パーセントと言う人がいる。
ん~~ん? それでは旅行中の楽しみが無くなるんじゃないの???
行程を考えていたときどうしても乗りたかった区間が『五能線』だった。
”リゾート白神”という魅力的な列車が走っているのだ。
だがこの区間を乗ると接続が悪くて新潟に着くのが夜中になってしまうのであきらめた。

リゾート列車は窓が大きく開放感がある。

いまになって思うとやはり乗らなくて正解だったのかも、、
弘前駅と秋田駅の途中駅でこのリゾート列車を見かけたのだが、おばさんのグループ客やカップル客でいっぱいであった。
よぼよぼ爺サンの一人旅なら完全に浮いてしまっていただろう。
そのうち五能線に乗りに行こうかと思うが、そのときはリゾート列車ではなく普通ローカル列車にしよう。

そのような偏屈なことを考えながら前方を見る。すすきがキラキラと輝いている。

途中の津軽湯の沢駅。

ふと隣の線路を見ると、

線路の枕木が木製だったりコンクリートだったり。
TBS系金曜ドラマの「ふぞろいの林檎たち」に引っ掛けて『ふぞろいの枕木たち』と呼ぶことにしよう。
大館駅に到着。

あたりまえだが定刻である。
運転手によって早く着いたり、遅れて着いたりということはない。
なにしろ1分でも遅れれたならお詫びの放送をするくらいだからなあ。
時間を守り正確さが第一の列車運行である。
日本人の性格といえばそれまでだが「なにも30秒、1分くらいのことで、、」とも思う。
とはいえ、この私も乗り継ぎ時間を分単位で組んでいる。
時間に正確な鉄道だからこそこのような旅が出来るのであるが。
大館駅では20分の乗り換え時間があるので駅構内をゆっくり見て回る。
この町は「きりたんぽ」発祥の地とある。


さらに「忠犬ハチ公」の故郷でもあるそうな。
JRハチ公神社なるものまで駅にはあった。

「公共交通機関であるJRの駅構内にこのような宗教施設を作るとはいかがなものか?」などという無粋な意見は出なかったものと思われる。
そういえばかなり昔のこと仙台市内に「ハマの大魔神社」というのがあったっけなあ。
*ハマの大魔神とは横浜ベイスターズで活躍した佐々木主浩投手のこと。神社は横浜にあったそうだ、ということは仙台のは支社かいな?
なにしろ電車にひとりで乗っているだけの旅だからこんなアホなことだけ考えるのだ。


次は10時4分発の秋田駅に乗る。
鷹巣駅からは秋田内陸縦貫線が延びている。

ホームには阿仁合行きの列車が停まっていた。その向こうにはラッセル車の姿が見える。

ラッセル車の活躍する冬はすぐ目の前だ。
ひたすら乗り続けるだけだからなにか記録を残そうと考え駅名票の撮影をする。


終点まで乗るのだからグーグー寝ていてもちゃんと運んでくれるのだが、それではこの旅の意味が無いのだ。
駅名票だけ撮影してどうするの?と聞かれたら「ほかにすることが無かったから」と答えよう。
すべての停車駅の駅名票を撮影しようと思ったが簡単ではなかった。
駅名票が目の前に来ればよいのだが、そうでないと他の乗客の席まで移動してシャッターを押したりするものだから、胡散臭い目で見られることになる。
「いえいえ私は単に駅名票を撮影しているだけの善良な旅行者ですよ」と心の中で思うのだが、冷静に考えるとずいぶんなバカ。

このような古風な駅舎があるかと思えば、

モダンな駅舎もある。

無人駅の駅前に教会があるのかと思ったら、あれが駅舎だったのね。

線路沿いにあるお墓の向こうには風力発電の風車が見える。ある意味でシュールな風景だ。

そうこうしているうちに秋田駅に到着。


時刻は11時50分。
乗り継ぎ時間は1時間もある。
予定ではこの駅で昼食タイムである。
駅構内には駅弁のコーナーがあった。
「ここで奮発して駅弁を食べようか」と、見ると・・
”あわび五能線弁当”1300円、”秋田肉三昧弁当”1150円、”秋田比内地鶏こだわり鳥めし”1000円などが並んでいる。

「うむむ、いまは我慢して夕食を贅沢にしよう」

結局400円の”はなまるうどん”で済ます私であった。
昼食が5分で済んでしまったので駅前を見て回る。
8月に歩き旅で秋田駅に来ているので見るものは無いのだが、
駅前のポストに竿灯が乗っているのを見つけた。

今回もセルフタイマーで記念撮影。
