東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

ぐるっとJR東日本の旅」 二日目 その3

2015年11月20日 | ぐるっとJR東日本周遊旅
「ぐるっとJR東日本の旅」 二日目 その3
2015年11月6日(金)


上野駅で下車して中央改札口へと向かう。



コンコースには駅に設置が義務付けられている(笑)銅像がある。

上野駅のは3人の裸婦の銅像だ。



3人でスクラムを組んで「さあ、どこからでもかかって来い」と言っている。

それは良いとして後方の星をかたどったようなものは何だろう、クリスマスシーズンだから下げたにしては不自然なのだが。



さいわいこのような銅像やモニュメントに注目する人はいないようで、だれも気にしていないようだった。

石川啄木が「故郷の訛り懐かし停車場の人ごみの中にそを聞きに行く」と詠んだのは遠くの昔で、いまはそのような雰囲気を見つけることはとても出来ない。


いつ来ても混雑している中央改札口を抜けると、



「酉の市」でっかいポスターが下がっていた。



そしてこれまた巨大な熊手。
あまりに大きすぎて原型が熊手だということがわからない。



こんな熊手は買った人が福を呼び寄せることが出来るのか、それとも売った人が福を得るのだろうか。
たぶん売った人がほくほく顔の笑顔になるのだろうなあ。

夕日に染まる上野駅、、と振り返ると『ああ、上野駅』の碑があった。





私はいわゆる団塊の世代の人間である。
東京への集団就職列車というのも知っている。
私は東京都内のある会社に勤めることに決まり、会社を訪問したときにその会社の側を流れている川を見てあまりの汚さに驚き、こんなところで働きたくないとキャンセルしてしまった経験の持ち主である。

当時は高度成長期に入る時期で公害がひどかった。川はヘドロで汚れ放題で真っ黒で臭かったのだ。



上野広小路を通って秋葉原へと歩く。



マンホールを見つけると写真を撮る。








日が落ちてネオンが輝きだす。



子供ころから電気工作が好きだった私は秋葉原が大好きで、東京への出張の際は必ず立ち寄った。



まだインターネット通販が一般的でなかったころはオーディオやパソコンのパーツを買いに何度も来たものだ。
その秋葉原の町は電気の街ではなくなり『メイドカフェの町』になってしまった。



ガード下のパーツ屋もすっかり寂れてしまっている。

テレビが普及し始めたころ「テレビ自作キット」があったということを知っている人はほとんどいないだろう。
その昔はメーカー品はかなり高額だったのでラジオもテレビ(もちろん白黒ブラウン管式)も自作するのである。そのためのキットが売られていた時代があったのだ。



アキバは外国人観光客が多かった。メイドカフェが世界でメジャーになる日も近いのではないか?


秋葉原を出て今日のホテルのある横浜の関内へと行く。



明治時代から残っているんじゃないかと思える鉄骨が秋葉原駅を支えている。



最近は中国からの観光客が増えて都内のホテルは予約が取りにくいという。

だから横浜に宿を取ったとうのではなく、私は横浜の雰囲気が好きなのだ。





関内駅から見えるところにホテルアルファーワン関内はあった。






新築間もないように見えるぴかぴかのホテルだった。



観光客も多いようだがビジネスマンらしき客もちらほら。
チェックインを済ませて11階の部屋へと向かう。



カードキーで部屋の電源を入れる。



ベッドは硬く、枕もかなり固めのものだった。
私は柔らかなベッドが苦手なので実によろしい。



広めのバスルーム。シャワートイレはいまでは当然の設備だがバスタブもやや大きめである。



ズボンプレサーもビジネスホテルの当然の設備。



私のような節約旅行の者にはちょっと贅沢に思えるほどだ。


残念なのは窓が開かないことだった。空気を入れ替えたいのだが出来ないのだ。

このホテルの1階にはファミリーマートがある。



ホテルとコンビニとつながっているというのは宿泊客にとっては便利である。
最近はこのようなホテルが増えてきたなあ。

部屋に荷物を置いて夕食へと出かける。

ホテルから1分で伊勢崎町である。クリスマスのイルミネーションが美しい。



夕食はギリシャ料理だ。
店の名前は「スパルタ」。

昨日今日と特価処分のサンドイッチ、コンビニ弁当と粗食に甘んじてきたが、ここでいっきに贅沢をしようというわけである。



外装も店内もギリシャのイメージ、白と青のカラーである。



このような店は雰囲気がとても大事なのだが、よい感じを出している。





私は普段お酒は飲まないのだがウゾというギリシャのお酒を注文してみた。



ちょっとクセのある味だが、飲んでいるとクセになりそうな美味さ。



ギリシャの料理についてはまったく知識が無く、珍しさだけで食べる。



料理の名前をちゃんとメモしておけばよかったが食べることに夢中で忘れてしまった。




ホテルへ戻りゆっくりと風呂に入る。
まだ二日目が終わったところだ。明日もあさっても電車に乗り続けるのだ。

目覚ましをセットしてベッドに横になったとたんに眠りに落ちてしまった。

今日の行程は下記のとおり。


コメント
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