東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

「ぐるっとJR東日本の旅」 四日目

2015年11月28日 | ぐるっとJR東日本周遊旅
「ぐるっとJR東日本の旅」 四日目 その3
2015年11月8日(日)


この駅で下車して「鳴子温泉」に入って行こうとタオルなどの用意はしてきたのだ。



駅の正面には足湯があった。さすが温泉の町である。







雨が降っていなければ温泉町を散策したいのだが、冷たい雨で気持ちがそがれる。

駅のコインロッカーにディパックを預けて身軽になる。
これで持ち物は傘と洗面用具と小銭だけになった。

コインロッカーの隣にはやる気のなさそうなこけしの顔出しパネルがある。



この場所で写真を撮っても後ろは壁だし配電盤が邪魔だし・・


駅前の歩道にもこけし。





マンホールにもこけし。



みやげ物店の前にはもちろんこけし。



そして郵便局の前にもこけしがあった。



よく見ると郵便ポストがこけしになっているのだった。



こうしてみると全然違和感が無いなあ。
違和感が無さ過ぎて郵便ポストだと気がつかないほどだ。


温泉は共同浴場の「滝の湯」へと行く。



10年ほど前にも一度だけ来たことがある。



入浴料が150円といまどき珍しく格安なのだ。そのためか雨だというのに観光客で混み合っていた。



脱衣所も狭いし浴槽も広くは無い。だが温泉は十分堪能できる。



観光客が多いのだが地元の人も来ているようで、仕事を終えて一風呂浴びてから帰ろうという人たちが互いに挨拶を交わしている。
周りは大きなホテルが立ち並んでいるから、ホテルの午前の仕事を終えた人たちなのだろう。

外へ出ると雨が強く降っていてせっかく温まった身体を冷やしてしまう。



天気が悪いためか土産物店にも客の姿はない。



温泉町にはほっかむり姿のお婆さんが良く似合う。



5分も歩けばもう鳴子駅だ。

駅の出札口の上にもこけしがあった。



駅にあったショーケースにもこけし。



駅の一部はステージに使えるようになっていた。





鳴子駅から古川駅行きの列車に乗り込むと、
「この先で人身事故があったので大幅に遅れる予定」とのアナウンス。
それでも行けるところまで進むらしい。



スマホに事故で遅延の情報が表示されるが「この路線を避けて乗換検索」というのは都会ならアリだが、ここでは無理である。

列車を降りてバスやタクシーで行くか、逆方向の新庄駅へ行き新幹線で福島駅を経由して帰るしか方法が無いのだ。
私は乗り放題の切符を持っているし、急ぐ必要の無い旅だからよいけれど新幹線への乗り継ぎを予定している人は困っているだろうな。

「しばらくお待ちください」のアナウンスがあるだけで、あと何分待つのかはわからない。
仕方ないからそのまま乗り続けることにした、遅れても2-3時間くらいなものだろう。

列車は岩出山駅で停車したまま動かない。



この先の踏み切りで列車への飛び込みがあったらしい。



待つこと一時間、下り列車が向かいのホームに入ってきてから発車した。
単線運転だから上り、下りどちらかの列車が待つ必要があるのだ。

あたりはもう真っ暗でどこで事故があったのかわからない。
たぶん途中でスピードを落としたところが事故現場だったのではないだろうか。

西古川駅を過ぎて古川駅に到着。





もちろん乗る予定だった新幹線はとっくに行ってしまっている。
私は自由席で盛岡駅まで帰る予定だったから良いのだが、同じ列車に乗って来た人たちは緑の窓口に列を作っていた。

「大人の休日倶楽部パス」には運休などがあっても払い戻しや変更の対応をしないとあったが、JRはこのような場合でも柔軟に対応してくれるのだろうか。

新幹線の乗り継ぎに30分ほどあったので古川駅内をみてまわる。







ダイソーやコーヒーショップもあるし、スーパーマーケットもある大きな駅だった。



やまびこ号の自由席に乗車する。



予定より2時間ほど遅れて盛岡駅に到着。



これで「ぐるっとJR東日本の旅」は終了した。





JR東日本の新幹線は全区間乗ったし、念願のループ線区間も乗った。
ただただ電車に乗り続けるだけの旅だったが、私なりに楽しめたので満足である。

JRの担当者の方
最閑散期のみ利用70歳以上限定でかまわないから、
「日本全国JR全線乗り放題きっぷ」を企画してください。

え?「青春18切符」があるじゃないかって。



4日目の行程は下記のとおり。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする