2015年11月5日(木)
JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」をフルに活用しようと構想3ヶ月、時刻表とにらめっこして作った旅程表(いまどき、なんと手書きのメモ!)を持って駅へと向かう。

北国、岩手県盛岡市はすでに晩秋の気配で、今朝は霧が降りているのでとても肌寒く感じる。
第一日目の今日は、盛岡駅から新青森駅まで新幹線で。
そして新青森駅から弘前駅、秋田駅を経由して新潟駅まで日本海を眺めながら進む。
新潟駅から長岡駅までは上越新幹線で行き、そこで一泊する。
乗り放題のキップだから終電まで乗っていても良いのだが、やはり車窓からの眺めも楽しみたい。
日が落ちてしまえば外の風景は見れなくなるので、日が暮れる時刻まで乗ってあとはホテルでゆっくり過ごそうというわけだ。
始発で出かけて終電で帰ってくる出張旅は働いていたときは何度も経験している、あのころは車窓の風景を楽しむ余裕などなかった。
歳をとって時間があるからこそ出来る旅行なのだ、、、、が。
やはり根っからの貧乏性でせっかち、そのくせ旅行好きという性格なものだからタイトなスケジュールを組んでしまった。
初日の今日は、、
盛岡駅 06:54 =(はやて93号) =>07:55新青森駅
新青森駅08:03 =(普通列車) =>08:39弘前駅
弘前駅09:02 =(普通列車) =>09:44大曲駅
大曲駅10:04 =(普通列車) =>11:50秋田駅
秋田駅12:58 =(いなほ10号 =>16:32新潟駅
新潟駅16:51 =(Maxとき336号)=>17:13長岡駅
というスケジュールだ。
私は盛岡駅から北への新幹線には初めて乗る。

歩いて青森駅まで行ったし、普通列車でこの区間は完乗しているが新幹線は初めてだ。

早朝の便だし乗客は少ないだろうと思っていたのだが意外に客が多い。
盛岡駅から次の二戸駅まで乗る人がかなりいるのには驚いた、新幹線通勤をしているのだろうか?

持ってきた朝食用のサンドイッチをほおばる。

八戸駅での乗降客も多い。
盛岡地方は霧でどんよりしていたが青森県に入ったら青空が見えてきた。


と、きょろきょろしていたら新青森駅に到着。


実にあっけない。
新幹線の速さを実感できる区間だった。

新青森駅では「ねぶた」が出迎えてくれる。

乗り継ぎ時間は4分しかないからのんびり写真を撮るひまも無く、弘前行きの普通列車に乗り込む。


右手に岩木山の姿が見える。

ひろびろとして雄大な風景だ。
まだ通勤通学時間帯だと思うが車内に立つ人はいない。

弘前駅に到着。


弘前駅での乗り継ぎは20分の余裕があるので駅前へ行ってみた。
駅前の郵便ポストにりんごが乗っている。

弘前地方は日本一のりんごの産地である。
駅前に建てることを義務づけられている(そんなことはないだろうけど)銅像があるのだが、ここの銅像はしっかりと手にりんごを持っているのだった。

駅舎内に戻ると弘前城の模型が展示されていた。

今年この弘前城を人の手で引っ張って移動したという話題があったなあ。
北海道新幹線は来年開業、もうすぐである。

次は大館駅行きの普通列車に乗り込む。
