腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



昨夜、TVで『ハウルの動く城』やってましたね。
宮崎駿作品好きです。
アニメは子供の頃必死で見てました。
ガンダム世代のド真ん中。
マチルダ中尉が死んだ回の翌日は学校で「マチルダさ~ん!」と意味も無く走り回りました。必死でした。

ガンダムの1年戦争よりまだ数年前、土曜日の昼はなんといってもルパン三世。
母親に作ってもらった焼きソバをホオばりながら毎週見てました。
その後は吉本新喜劇の『あっちこっち丁稚』。小学校の頃からあんなパンチの効いた番組見てるんですから、大阪人の笑いに対するレベルは高いはずです。

そういえば、昔は勉強しなかったら親に「そんなに遊んでばっかりいたら吉本に入れるで!」と怒られました。関西以外の人では考えられない怒られ方ですよ。

で、小学生の頃、ルパン三世見るの楽しみでした。峰不二子のちょっとエッチなシーンなどが出てくると、変なところが変な具合にムズムズと... ルパン今でも好きです。

そんなルパン三世を宮崎駿監督が監督・脚本した『カリオストロの城』。名作です。

栗貫には申し訳ないが、ルパンの声は山田康雄以外ありえないと思っています。
だから、最近のルパンは見てません。画もなんかちょっと今風な感じだし。

数年前、車でちょっと走ったところにアウトレットのショッピングモールが出来たので行ってみました。
ある服屋さんに入った時のこと。
店のBGMにルパン三世のテーマ曲をいろんなバージョンで演奏してるCDがかかっていました。レゲエ調だったりR&B風だったりダンス・リミックスだったり。
鼻や唇にピアスをして、タトゥーをいっぱい入れたイカツイ感じの男性店員2人が
レジカウンターの内側でそのCDのジャケットを見て話してました。

店員A:「お前、カリオストロの城、見た?」

店員B:「見たよ」

店員A:「最後のシーン覚えてる?」

店員B:「ルパンとクラリスが別れて行くときに銭形がクラリスに言うとこやろ」

  店員Aが銭形の声を真似て

店員A:「くそう!ルパンめまんまと盗みよって!」
  
  店員Bがクラリスの声で

店員B:「でもあの方は何も盗まなかったわ。私のために戦ってくださったんです」

店員A:「いいや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。

     ...あなたの心です」

店員B:「...はい!」

二人がしばらく見つめ合い、声を合わせて

「銭形かっこエエ~~!」

そばで会話を聞いていた私も思わずニヤリ。名作です。


インターポールに追いかけられている人は腕時計修理する前に自首してね。


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