腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



お盆も過ぎて、あの殺人的な暑さも若干弱まったような気もする日曜日の朝。
寝苦しいのは変わりないのですが、今朝家を出たら、風が涼しく感じました。
峠は越したのか?

皆様は24時間テレビ観てますか?生放送ゆえの段取りの悪さや、出ている若手芸人のギャアギャア言うのがどうも耳について鬱陶しい、と感じるのは年を取ったからか。
裏番組のフジテレビなんか完全に24時間を意識して『サプリ』や『めちゃイケ』などは黄色いTシャツまで作って、サライまで出してきてましたね(笑)
日テレから抗議は来ないのかね?

しかしエスパー伊東が面白かったから、まあいいか。


この文章を書きながら、何か時計ネタはないものかと頭を捻っていると、お客様がご来店され、ブレスの超音波洗浄をご依頼されました。

ブレスを洗っている間、時計本体を見ていて、ふと思い出したことがあります。

HPからの“お問い合わせ”や電話でのご質問、また店頭でのお客様との会話で、意外とご存知でない方が多い時計部分の名称があります。

ここ↓
 時刻や日付けを合わせるこのネジ

“竜頭(リュウズ)”と言います。

英語では Winding-Button 又は Crown と言います。「ワインディング-ボタン」と言うことの方が多いようです。単に「button」という場合もありますが、クロノグラフ等のボタンと混同するのでご注意を。

意外と“リュウズ”って言うのを知らない人が多いのでビックリです。


「フン!リュウズくらい知ってるわ!」と仰る貴方、ここは何と言うかご存知か?
これ↓
 時計本体から出っ張っている部分


正解は“ラグ”

ケース(本体)の上下から突き出ている4本の突起部のことで、ここにブレス(バンド)を取り付けます。

ここに開いている穴を“ラグ穴”と言い、一昔前のROLEXにはラグ穴が開いてますが、最新モデルにはラグ穴がありません。

知ってました?


ここ数ヶ月ぶりに時計トリビアっぽくなったのにちょっと満足している腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
クイズ形式もいけるね~!(ニヤリ)

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