腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



不可解な事件が発生しました。
正しくミステリー。

その事件は夕方の一本の電話から始まった...


販売店、小売業、サービス業は週末のお昼過ぎの2時頃から4時位までがお客様の来店数が一番増える時間帯です。
お昼ご飯食べて、ちょっと買い物にでも出掛けようか、と思う人が多いからでしょうか。

うちの店も昨日の土曜日、小さな波ですが一時バタバタっとしました。
その小波が引いた夕方の6時過ぎ、一息ついている店主の携帯に電話が掛かってきました。
見覚えのない番号。

電話主「吉田様ですか?」
店主「はい、そうですが」
電話主「私、吉田様に駐車場をお借りいただいている不動産会社の者ですが」
店主「あぁ、いつもお世話になっております」

一瞬、駐車場代を振り込み忘れたかと思ったが、ついこの間振り込んだのを思い出した。

不動産屋さん「あの~、先ほど駐車場を借りておられる別のお客様から弊社に電話が入ったのですが、吉田様の車のボンネットにいたずらされているらしいです」
店主「え!?」
不動産屋さん「私も現場を見に行ってないのですが、傷を入れられているのか、開いているのか、ちょっと不明なんですが...」
店主「今、仕事場なんで、終わったらすぐ見に行きます!」
不動産屋さん「もし、事故等の場合でも、うちとしては責任が負えないのですが...」
店主「ええ、わかりました。」
不動産屋さん「今日はお車ではないのですか?」
店主「ここ最近自転車なので、車は駐車場に置きっ放しです」
不動産屋さん「そうですかぁ」

不動産屋さんのいかにも“他人事”の様な対応にちょっとイラッときましたが、それより心配なのは店主の愛車。
67年型フォード・シェルビー・マスタングGT500。通称“エレノア”。

7時になるや否や中野浩一も真っ青の猛ダッシュで自宅隣の月極め駐車場へ。


駐車場に入り、車が見えたところで愕然としました。
これ↓
 車のボンネットが全開

しかもご丁寧に“つっかえ棒”までしてる。

 何これ?

キーを開けて車内を点検したが、カーナビもETCも車検証も無事。

エンジンルームを見たが、荒らされている様子もない。
ガソリン抜き取られている形跡もない。

恐る恐るエンジンをかけてみるが、普通にかかる。


何故だ?
何故ボンネットを開けた?
どうやって?

コナン君を呼ぼうにも電話番号知らない。
仕方なく警察へ。

携帯を5月に買い換えてから2度目の110番。
もう慣れたもので、スラスラと現状説明...できず、カミカミで説明。

今回、また一つ当局の最新システムが判明した。
電話を受けた警察官から
「そちらの駐車場の住所はお解かりですか?」と聞かれ
「え~っと、ここの番地は...っと...」とアタフタしていると

「今掛けている携帯のGPSで場所の特定ができてますので番地は解りました」


じゃあ、何で聞いた!?
誘導尋問か!?
引っ掛けクイズか!?

いや、国家権力を敵に回すと怖い。
そんなこと言えるはずも無く、暫く待ってると若い警官が来てくれた。

事情を説明して、そのお巡りさんに
「ボンネット開けて何がしたかったんでしょう?」と尋ねると...




「わかりません!」


お~い!誰かやっぱりコナン君を連れてきて!

はっ!まさか映画『スピード』のように時速50マイル以下になると爆発する装置が取り付けられたのでは!?
くそう!今度はロス市警SWAT隊員のジャックを呼んでおくれ!

注)時速50マイル=時速80km/h


今日も自転車で出勤した腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
謎です。

...って、いつも車種間違えて書いてるけど、シェルビーじゃなくて、三菱やん!
この三菱トラブル多いです。
乗り換え時か?


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