つい開けたくなる気持ちは解る

昨日、日本各所で猛烈な雨が降りました。
東大阪も午後に爆発的な豪雨と雷が襲いました。
夕方６時過ぎには上がり、帰るときには止んでました。
自転車であの集中豪雨に遭遇したらひとたまりもない。

高校生の頃は３年間自転車通学だったのですが、何度か“にわか雨”に遭遇しました。
ちょっとの雨なら濡れると腹が立ちますが、逆に豪雨で下着までグッショリになると楽しくなって笑えてきますね。

人間、限界を超えて「どうにでもなれ！」と悟ると（？）楽しくなるのね。

しかし恐ろしい程の集中豪雨。これはさすがに笑えない。
日本も熱帯雨林気候になってきたのでしょうか。

学生の頃、東南アジアをブラブラしていて、しばしばスコールに遭遇しました。
通りの向こうから雨の壁が段々迫ってくるのがハッキリわかるほど。
初めて晴れと雨の境目を見たときはビックリしました。

神戸で４人が亡くなってますが、正しくゲリラ雨。
この時期、川遊びは楽しいが、天気の変化に十分気をつけて下さい。


閑話休題、昨日お客様からこんな電話がありました。
若い感じの男性です。

お客様「Ｇ－ショックなんですが、液晶不良の修理はできますか？」
店主「もちろんできますよ。カシオのサービスへ出すのでお預かりになりますね」
お客様「買ったのが平成１９年の１２月なんです」
店主「え？去年の１２月ですか？新品を買われたのですか？」
お客様「はい」
店主「それでしたら、購入されたお店に保証書と一緒に持って行けば、無償で修理してくれると思いますが」
お客様「持っていったんですけど、ダメって言われたんです」
店主「？　ダメって？　何故でしょう？」
お客様「自分で裏ブタ開けて、中の機械をバラバラにしたんです」
店主「！　　それは確かにダメですね。液晶がおかしくなった時点でそのままお店に持っていけば良かったのですが、バラバラにしたら保証は効かなくなります。」
お客様「一度そちらに持っていってもいいですか？」
店主「ええ、もちろん。お持ちください」
お客様「お店はどの辺りですか？」
店主「中環沿いなんですが」
お客様「チュウカン？」
店主「東大阪です」
お客様「え！？大阪？」
店主「はい、東大阪」
お客様「ヒガシ．．．オオサカ？」
店主「どちらにお住まいですか？」
お客様「大分県です」
店主「大分ですか！それはちょっと遠いですね。地元の時計屋さんへ持っていかれた方が早いような気が．．．どこで預かっても、行き先は同じカシオのサービスですから」
お客様「そうします」（ガチャッ．．．プープープー）


本日の格言：

　　　『壊れても自分で直そうと思うなかれ』


今日は朝から雲行きが怪しかったので、あの事件以来初めて車で恐々出勤した腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
明日は休みです。
車をディーラーに持っていって点検してもらいます。面倒くさいっす。