「合鍵作れますか？」と聞かれることはよくあるが．．．

昨夜は晩ご飯を食べ終わってテレビを見ていたんですが、あまりにも眠かったので、１１時に寝ました。
いつもは１時とか１時半くらいまで起きてるんですが。

で、今朝目が覚めたのが９時。

げげげ！

寝過ごした！

８時に鳴るはずの目覚ましに全く気付かなかった。

慌てて歯磨いて顔洗ってカオルのご飯の用意して出てきました。


１０時間も寝た（＾＾；）


んなことはどうでもいいんですが。
どうでもいいというと、昨日ちょっと変わったお客様（５０代後半のおっちゃん）が来られました。


　　　「フェイフ直せるか？」


え！？

かなりデカイ声で、しかも早口だったので最初何を言ってるか解りませんでした。
おっちゃんの歯があちこち抜けていてキチンと発音できないのにも原因があるようです。

店主「何ですか？何の修理？」

お客様「バイクや！　バ　イ　ク　！」


一言目は確かに“フェイフ”と聞こえた。


店主「バ、バイクぅ！？　バイクは直せませんが．．．」

お客様「バイク無理か？」

店主「無理です。うちは時計修理屋ですから」

お客様「俺の知ってるバイク修理屋が兄ちゃんとソックリやから、直せるかなと思た」


どういうことかやっと理解できた。


店主「完全に人違いです」

お客様「兄ちゃんやったら直せると思ったのになぁ。」

店主「無理です」


．．．

しばしの沈黙


で、ふと思い出したかのようにポケットをゴソゴソしだしました。


お客様「そんなことはどうでもええねん。そんなこと言いにきたんとちゃうねん」

店主「な、何ですか？」


ちょっとドキドキしてきた。


お客様「電池交換してんか」

ポケットから腕時計が出てきました。


むぐぐ、手ごわい。


お客様の顔は笑ってなかったので、本気でバイクの修理も頼みたかったようでした。
１０分ほどその辺をウロウロしててくださいと言って、時計を預かりました。

そして１０分ほど経って戻ってこられて、時計を渡してお会計を済ませましたが、その時にはバイクの「バ」の字も出てきませんでした。

やっと時計修理屋と認識してくれたようです。
よかった。


バイクの修理はお近くのバイク屋さんにお願いして欲しい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
どうでもいいことですが、明日と明後日はお休みです。