腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今日から皐月。
5月1日。
メーデーです。

腕時計のカレンダー、「31」のままになってませんでしょうか?


昨日、心斎橋に用事があったので出掛けたんですが、御堂筋の韓国大使館前を通ったらセウォル号沈没犠牲者の合同慰霊献花台が設けられていた。

そりゃあれだけ大勢の犠牲者が出たんだから、大阪に親戚や友人知人がいても不思議ではない。


事故から2週間以上が経過して、次々と船長を含め船会社や海洋警察、政府の不手際が次々と明るみになってきていて、報道を見る度ゲンナリします。

もう事故じゃなくて完全に事件だな。


事故直後の最初の誘導、対処、処置をちゃんとやっていればもっと多くの人命が助かっていた可能性が大きいだけに、悔やまれてならない。


船長が下半身パンツ一丁の姿で救助される映像が公開されたが、万が一海に入る羽目になった際、ズボンを穿いていたら泳ぎにくい為、わざと事前にパンイチになったらしい。

よっぽど慌ててた上でのパンツ姿なのかと思ってたが、とんでもない!

言語道断ですがな!

悪いけど、相当長い間の刑務所暮らしを覚悟してもらわないと。



もう1つ気になったのが、NBAのクリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏の人種差別に関する問題。

オーナーの知人女性が黒人の元NBAスター選手のマジック・ジョンソン氏と一緒に写真に写っているのを見て「黒人と付き合いのあることを世間に知らせたいなんて、腹立たしい」「彼らを試合に連れてくるな」などと発言。
この会話の録音内容をアメリカの芸能サイトが公開したことで問題が発覚したそうな。

しかし、今時そんな時代錯誤甚だしいこと言う人がまだいるんだな。

そのオーナーってKKK(クー・クラックス・クラン)か、アメリカ・ナチ党、もしくはナショナル・アライアンスのメンバーか?


それにしてもそのオーナーに対して、NBAからの永久追放と罰金250万ドル(約2億5600万円)の処分を発表したらしい。

なかなかの厳罰のように思えるが、オーナーが自身のチームを売却すれば700億円くらいになるそうな。

なんだ、2億5千万くらい屁でもないじゃないの。

もっと取ったらええのに。

え?
今回の罰金はNBAの規約では最高額?

早急に規約を変えましょう。



では、修理品のご紹介。
こちら↓
 ヴァシュロン・コンスタンタン オーバーシーズ 自動巻き

大阪府吹田市在住のT様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

世界3大時計メーカーの一つ、ヴァシュロンです。
ちょっと前まで日本では“バセロン・コンスタンチン”と呼ばれていました。
店主もついついバセロンと言ってしまいます。
(ちなみに世界3大メーカーはブレゲ、パテック・フィリップ、そしてこのヴァシュロンです)

<ヴァシュロン・コンスタンタン>
創業1755年。
創業者はジャン‐マルク・ヴァシュロン。
1819年に3代目のジャック・バルテレミーがフランソワ・コンスタンタンを共同経営者に迎えたのを機に現在の“バシュロン・コンスタンタン”を改称。
20世紀初頭にはグランドコンプリケーションの第1号、パーペチュアルカレンダーを搭載したミニッツリピーター、ムーンフェイズなどを次々と発表し、同社の名を世界的な物にします。

確か、元巨人、元ヤンキース、そして昨年国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏も上写真とはモデルが違いますが、ヴァシュロンのオーバーシーズを腕に着けている写真を見たことがあります。
正に家宝クラス。
T様大事にお使いくださいませ。


写れるもんならマジック・ジョンソン氏との2ショット写真を撮って欲しいと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主



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