腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



13日の金曜日。

パリの同時多発テロが起こったのが昨年11月の13日の金曜日だった。

偶然だったのか意図的だったのか...

パリの事件から6ヵ月、初めての13日の金曜日だが、何も起こらないことを願うばかり。


車が好きです。

今まで6台乗り継いできたが、三菱の車も3年ほど乗っていたことがある。

初代エアトレック(2リッターのターボ)。

今でこそ一般的だが、当時は珍しかったクロスオーバーSUV。

インパネシフトの採用で、運転席と助手席がウォークスルーってのも変わっていたし、何と言ってもシフトレバーが丸くて野球のボールの様にちゃんと縫い目まであった。

そのシフトレバーの形状が可愛らしく、購入決め手のポイントに18点くらい加算されたと言っても過言ではない。

荷物も沢山積み込めて、キビキビとよく走ってくれた。

燃費はどうだったか...


車検を済ませた次の週だったか、当時勤めていた会社の先輩を乗せてゴルフ場に向かっていた時、何やら車内が薄くモヤがかかったように煙ってきて、ハッと気が付くと車内がバルサンを焚いた時のように真っ白になった。

慌てて窓を全開にして路肩に停めたら、ボンネットのすき間からモクモクと煙が出てきた。

直ぐに車屋さんに電話して取りに来てもらい、ゴルフは別の先輩(ランエボ信者)に迎えに来てもらって事なきを得た。

後日、車屋さんから「エンジン部のガスケットが劣化してたのが原因」と言われた。

その後も暫く乗っていたが、それを機に買い替えることにしました。


三菱車はそのエアトレックだけ。


今でもその先輩とは時々一緒にゴルフに行くが、その時の話になると二人で大笑いする。

笑い話で済んで良かったが。


三菱自動車が日産傘下に入ると聞いて感慨深いものがある。

うちの店のメインバンクは三菱東京UFJ銀行だが、そっちの方は大丈夫なんでしょうね?

頼みますよ。



では、修理品のご紹介。
こちら↓
IWC インヂュニアSL 自動巻き

大阪市鶴見区在住のO様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)のインヂュニアです。
1976年にフリーランスの時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタのデザインで誕生したインヂュニア。
ダイバーのヘルメットから着想し、モダンで技術的なアプローチを取り入れ、時計デザインで革命を起こしました。
それは、ビスや機能ボアを隠さず、時計のべゼル上にわざと残したものでした。(IWCホームページより)
軟鉄製インナーケースを搭載することで驚異的な耐磁性能(8万A/m)を誇ります。
磁力から保護することに寄ってエンジニア、技師、化学者、パイロット、そして医師など特定の職業に就く顧客向けのプロフェッショナルウォッチです。
格好良いです。
店主も憧れる一本。
O様大事にお使いくださいませ。


街中の走行でカタログ通りの燃費が出たことがない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
「カタログ記載の燃費はあくまでも目安」ってのは分かってるんですがねぇ。

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