今朝は雨が上がっていたので6時に散歩に行けましたが、もう蒸し暑い。
波平(フレブル♂7歳4カ月)は首に保冷剤を入れたクールネックを装着してても家を出たらすぐに「ハァハァ」言うてましたし。
湿度が高い。
犬も人もバテますよ。
まだまだ梅雨はこれからが本番というのに嫌になりますねぇ。
今日は特に話題にする話もないので、昨日ご来店いただいたお客様とのやりとりを。
お客様「この時計、修理する価値ありますかね?」
過去に何度も当ブログで言ってるんですけど、もう一度コスらせてください。
時計はカシオの3針のクォーツモデル。
電池交換しても動きませんでした。
店主「修理する価値があるのかないのかは、お客様がこの時計にどのくらい思い入れがあるかに寄りますので、私は決めれません」
店主「この時計を修理するとなると、おおよそ1万円~1万5000円くらいはかかるでしょうか」
お客様「はぁ」
店主「『幾らかかってもいいから直して欲しい』と言われるお客様もいれば、『修理に3000円もかかるなら別の時計があるから修理しない』と言われる方もいらっしゃいます」
店主「1万円、1万5000円をかけて今後も使いたいのであれば修理をした方が良いですし、そこまでお金をかけてまで、と思われるのであればやめておくのもありですし」
店主「とにかく私は『絶対に直した方がいい』とか『修理しない方がいい』などとは言える立場にないです」
店主「修理代金がどのくらいかかるか、キッチリした見積もりは無料で取らせてもらってますので一旦お預かりしましょうか?」
お客様「そうしてもらえます?」
店主「よろこんで!」
ということでお預かりしました。
物の価値は人それぞれ。
高級時計だから、安い時計だからの問題ではない。
「何かの記念に、人生の節目に買った」、「大切な人からプレゼントされた」、「愛する人が着けていた」...
その真逆で「家の引き出しの奥の方でずっと眠っていた」、「公園で拾った」、「借金のカタに50本ほど取り立てたうちの1本」...
高い安いの問題ではない。
自身がその時計にどのくらい思い入れがあるのか、に寄ります。
よろしくどうぞ。
では、修理品のご紹介。
こちら↓
オメガ シーマスター 自動巻き
大阪府高槻市在住のM様所有。
分解掃除、プラスチック風防交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査(日常)、外装研磨を行いました。
2019年8月にROLEXのエクスプローラーとエアキングをお預かりしていて、このシーマスターが3本目のご依頼。
いつもご贔屓にありがとうございます。
年代物のシーマスターです。
12時位置の“Ω”マークやバーインデックスがプリントではなく立体的なアップライト(アプライド)なのでアンティーク感が増しますね。
プラスチック風防も温かみがあります。
M様大事にお使いくださいませ。
高温多湿になると手足にカイカイが出てしまう腕時計修理専門店トゥールビヨンの波平
ということで、明日と明後日は定休日でございます。
明日、彼を病院に連れて行って足のカイカイを診てもらいます。
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