週明け月曜日の20日は海の日なので今日から3連休じゃないですか!
羨ましい限り。
昨日、店のパソコンのテレビで『ひるおび』を流しながら仕事をしていたところ、今話題だという本を紹介してました。
『#真相をお話しします』
結城真一郎著。
「ふ~ん」
書店の店員さんが「売れ方の勢いが異様で、東野圭吾さんや伊坂幸太郎さん以上に感じます」
!?
「マヂで!?」
2018年に『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞してデビュー。
誠に申し訳ないが知らなかった。
その後もコンスタントに作品を発表されていたようだが、先月6月30日に上記の新刊が発売。
が、ここからが異様。
発売前に海外翻訳が決定。
数々の著名人から熱いコメントが寄せられる。
発売直後からSNS上で「予想したさらに上を行く結末!」「この真相は絶対に見破れない」「恐ろしいのに爽快」など次々に口コミが寄せられ話題沸騰。
完売書店が続出。
発売わずか4日で大増刷が決定。
「むむむ...」
本作は5話の短編集。
マッチングアプリやYoutuber、家庭教師派遣サービスなど、現代日本の<いま>とミステリーの技巧が見事に融合した作品ばかり...
おもむろにスマホを手に取り、LINEアプリを開く。
丁度買い物に出掛けている時間帯の妻に「書店に寄ってこの本あったら買ってきて」とネットで拾った本の写真を送った。
妻「何これ?漫画?」
店主「ミステリー短編小説」
数分後
書店にいる妻から写真付きで「これですね」と返事がきた。
家に帰ったら
妻「店頭の検索機で探したら“在庫あり”ってなってて、置いてる棚番号のところに行っても見当たらんかってん」
店主「ほぅ」
妻「店員さんに『この本どこですか?』って聞いたら『ああ!今から出すところです!』って、ゴロゴロの手押しカートの段ボールから出してきたよ(笑)」
これ↓
ありがとう。
夕飯を食べ終わって、リビングで妻が金曜ロードショーの『キングダム』を観ている横で早速本を開いた。
1話目 惨者面談
話が始まってから「ん?」と妙な違和感が漂う。
中盤になってくると「おや?これが伏線かな?」と思うことが連発して出てくる。
終盤見事な伏線回収。
そして最後にもう一発大どんでん返し!
なるほど、そう来たか。
短編なので30~40分程度で読み終わる。
隣で妻は『キングダム』に食らいついている。
2話目 ヤリモク
話が始まってから「何だ?」と何かに引っ掛かる。
中盤になってくるとまたまた「恐らくこれがヒントなんだろう」という伏線がチラホラ出始める。
終盤「あぁ、そうくるか」と思っていたら、最後の最後に大どんでん返し!
やられた。
何やねん!(笑)
『キングダム』は奇妙な仮面を取ったら長澤まさみが出てきた。
お風呂に入ることにしました。
そして今朝。
3話目 パンドラ
開始冒頭から何か妙な違和感を受ける。
ストーリーが進むにつれ、話の内容が濃くなっていく。
「これが伏線、これも伏線...こっちも、だな」
残り数ページで仕事に出る時間になった。
ク~~~~ッ、続きが気になって仕事が手に着かん(笑)
皆様もこの連休中にいかが?
では、修理品のご紹介。
こちら↓
パネライ ルミノール パワーリザーブ Ref.OP6766 300m防水 自動巻き
大阪市鶴見区在住のK様所有。
分解掃除、ゼンマイ交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査、外装研磨を行いました。
デカ厚時計の先駆者、パネライのルミノールです。
文字盤9時位置のインサークルが秒針(スモールセコンド)で、5時位置の扇形の計器がパワーリザーブです。
パワーリザーブとはゼンマイの巻き上げがあとどれくらい残っているかを表示できる機能のこと。
このモデルは駆動時間が約3日(72時間)です。
K様大事にお使いくださいませ。
本好き、ミステリー好きの切欠を作ってくれたのは赤川次郎と星新一の腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
真保裕一や法月綸太郎も好きです。
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