東京11Rで行われた第63回安田記念(3歳上オープン、GI、芝1600メートル、18頭立て、1着賞金=1億円)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ロードカナロア(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が直線で差し切りGI4勝目を飾った。タイムは1分31秒5(良)。
×ロードカナロアが驚愕のタイムでマイル王のタイトルまで獲得。真の短距離王の称号を手にしました。いや~ホント、強かった。データ的には、一番怪しくて、1番人気なら、まず切って間違いはないと思ったのですが、その馬がモンスターだった場合は、そんなデータは、通用しないってことなんですよね・・・。自分がリアルに知っている馬で言うと、「タイキシャトル」クラスの最強短距離王の誕生かもしれません。マイル戦でも、かなりのハイペースを追いかけて、余力十分に抜けだしてきましたからね・・。最後の直線ヨレ気味でしたが抜かれる感じは全くしませんでしたから・・。ホント強い!今回は、脱帽です。
2着ショウナンマイティも、初マイル戦としては、素晴らしい激走でした。上がり32.8は、素晴らしい切れ味でした。自分は、この馬は、阪神とかの急坂の直線の短い方が切れると思っていたのですが・・。まぁ、直線を向いても、馬群の後ろの方でもがいていたのですが、前が開いてからの伸びは、さすが、中距離の強豪を相手にしても見劣りしない末脚でしたね。結果、仕掛けが遅れたからあの切れ味が出たとも考えられますが・・・。1枠じゃなくて、外枠でもう少しスムーズな競馬が出来ていたら、この馬が勝っていたかもしれません。今回、一番強い競馬をしたのは、この馬だと思います。御見それしました・・。
3着、ダノンシャーク。中間フィフスぺトルが不幸なことになってしまって、繰り上がりで出走。運も天も味方につけての激走でした。この馬、予想時には、天気なら買いかなぁ・・って思ってたんですよね。ショウナンマイティもそうですが、この東京開催のG1は「ディープ産駒か母父ストームキャット」を買ってれば当たったんじゃないか?と思えるくらいその血を持つ馬が激走してましたよね・・。母父サンデーまで加えると、ほとんどの馬券が当たったことになります。この傾向、来週また、東京でG1があったら、買ってたのに・・・残念。
◎グランプリボス、○カレンブラックヒル、△ダークシャドウと、ちょっと目をつぶっていたマイナスポイントがすべて悪い方向にでちゃいましたね・・。グランプリボスは、テンションが高すぎて、馬体減、カレンブラックヒルは、秋山騎手も調教師も言ってた「おとなしい」というコメント。ダークシャドウは、重め残り・・・。気にはなっていたんですが、状況より、適性を重視したばっかりにこの結果に・・。まだまだ、修業が足りません・・。
▲グロリアスデイズ、△ヘレンスピリットは、「雨要員」だっただけに晴れてパンパンの良馬場では、勝負になりませんでしたね・・。やっぱ、ここ数年の東京の高速馬場化は、外国馬(特に香港馬」には、ツライのかなぁ・・。来年からは、外国馬に関しては、かなりの好タイム持ちの馬しか用なしかも・・。逆に雨とかやや重の馬場なら買いかな。
それにしても、ロードカナロアの強さにはただただ脱帽でした。これで、本当の「世界の最強短距離王」の座に君臨してもらいたいですね。
相変わらず、傾向と対策は、ざっくりとしか書けませんが、一応、来年のために書いておきます。
・京王杯組は、1~3着馬なら、上がり2位以内で馬券対象になった馬。着外からなら、トップハンデで、上がり2位以内の1ケタ着の馬のみ。
・マイラーズS組は、3着以内の馬か、それ以下の馬はG1連対馬のみ。
・前走、G2以下のレースからの参戦なら、連勝している馬のみ。
・ヴィクトリアMからの参戦は、上がり最速の馬のみ、東京G1連対馬出なければ、東京マイル勝ちの実績が必要。 あと、ヴィクトリアMより、調教が悪い馬は、いらない。
・前走、4着以下からの連対出来るのは、G1馬のみ。ただし、3着なら、G1で掲示板に乗ったことのある馬なら、3着の可能性はあり。
・香港馬は、1.33台の持ち時計のある馬のみ。特にチャンピオンマイルを、その時計で、3着以内で参戦してきた馬は、買うべきだが、それ以下なら、バッサリでもいい。ちなみに、その時計があれば、秋のマイルCSでも通用すると思われる。ただ、馬場が良くて、高速馬場になっている場合は、香港馬はいらない。逆に、やや重以下の馬場で、パワーがいるような場合は、買い。あと、テンの入りが33秒より早くなるようなら、香港馬はいらない。
・底力が問われるレースになるので、リピーターが多い。このレースを好走した馬は、翌年も好走する可能性がある。
・前走スローペースで負けた馬の巻き返しあり。差し追い込み馬に有利。
・母父サンデーサイレンスは要チェック。サンデー系より、ロベルト、ミスプロ。ノーザン系が強いレース。
・大型馬で490kg以上くらいの馬が強い(馬格で弾き飛ばせるような馬)
・テンが早くなるので、底力が問われる。
コレで来年は、バッチリか?!
スギモに「どーじゃったん?ウマニッシモは、ダメじゃったみてーよ」って聞いても、な~んも言わんから、スギモもアカンかったんじゃろうて。
ほんっま!キミら、毎週毎週、よ~やりますなぁ・・・。
一週間、アレだけ研究しても勝てんのに~^^;
しーちゃんに怒こられんようにしんさいよ~!
そうさ、今回もヤラレタさ。まぁ、これで、短期放牧にでかけます。
この春最大のお祭り、「宝塚記念」まで、英気を養うとしますよ。
最後は、派手な花火を打ち上げてやろうと目論んでいるわけですわ。
おそらく、スギモも同じこと思っとるはずだから、6月末は、チョット早めの花火大会期待しといてよ~。
自分の注目馬たちは掲示板すら叶わず・・・でした。
カナロア、タイキシャトル級の名馬なのかもですね。
今回、マイル中心に使ってた馬は、ハイペースに巻き込まれて大失速でしたよね・・。後ろでじっとしていた馬が、直線の競馬で上位に来たって感じ。そんな中、中段から横綱相撲。ロードカナロアは強いの一言でした。
スプリント、マイルと勝った馬はソコソコいますが、この馬は、やっぱり、タイキシャトル級だと思います。
コノ後の活躍が楽しみですね。