今回トーハクへの訪問は些かみみっちい…
昨年末にこちら(国立博物館共通)の年間パスを購入したのですが、常設は何度でも、企画展は年6回まで無料、というディールなのに、
気が付くと東京だけだと年末までにその企画展入場の権利を使いきれない、と気が付いたから^^;
で、まあ、そんなに興味を持っていた企画ではないのですが、パスにスタンプを押して貰いに伺いました。
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この日は企画展開始最初の週末。
夏休みにもあと少し、というタイミングも良かったのでしょうか、少なくとも平成館や会場での入場規制はありませんでした。
少し前、凸版本社?併設の印刷博物館のVRでアレキサンドリアを拝見したこともあり、
展示品をなかなかに楽しく拝見出来たのはちょっと意外だったのですが、
それにしても、こういった品々を本国まで持ち帰ったヨーロッパ人たちの強欲さには呆れますな。
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常設で見たものも少しご紹介。
これはインドネシア、影絵ショーなどで使う人形。
後述するシアターの前、東洋館地下で拝見しました。
この付近にはインドの細密画やクメールの仏像その他があります。
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そして、本館に移ってその1階。
この日は1階しか回らなかったのは内緒の話。
先般山種でその作品を拝見した女性画家、野口小蘋さんの南画と、
高橋由一さんの「鵜飼」です。
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そして大好きな巴水さんの木版画。
いいですよねえ
思わず一枚一枚、好きな奴をスキャンしてみました。
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最後にこの日の個人的白眉、高村光雲さんの「老猿」。
これまで拝見したことがあったか初めてか、
木彫りの迫力、立派でしたなあ…
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さて、こちらも国立博物館年間パスに付録としてきた招待券の期限切れを前にしての訪問。
2年程前かな、洛中洛外の舟木本の時など何時間も前にチケット購入しないと見られない混雑ぶりでずっと敬遠していた東洋館地下のシアター、凸版印刷の技術であることは上述の印刷博物館VRと同じ。
端無くも、平成館企画展とエジプト続きとなりました。
内容はねえ、まあ成程。