こちらのフライヤーを他の美術館で目にすることは殆ど無いので、前回訪問時にゲットしていくか、定期的にサイト訪問しておかないと見逃してしまいます。
そしてこの度は清原啓子さんがフューチャーされていましたので、これはマストかと…
さて、上述もしましたが、今回の企画展はこちら夢美のコレクションから3人のアーティストをセレクトしての企画展。
タイトルの順序通りに紹介すると、
小島善太郎さん、1892年生まれ。不遇な少年期を送るも、周囲の援助に助けられパリ留学。その後二科展などで活躍、日野で晩年を過ごし、日野市に彼を記念する美術館があるそうです。
彼の自伝によると風景画が大層とのことでしたが、今回の展示としては今まで何回か見ているパリ時代の女性像など幅広い作品で迫力満点。
清原啓子さん。1955年生まれと私と同年輩ながら緻密な作品と、何より31歳で急逝したことから30作品だったかしか残っていない銅版画家。
本当に凄い技術と、何よりその世界観というかもう本当に凄い作家です。
城所祥さん、1934年生まれ。この方もこちらで時折見ている。
木口木版、版目木版というとあっさりなんですが、その素材の扱い、技術がええこんなものも、と驚きのある作品に仕立て上げている。
撮影不可なのですここまでとしますが…
コレクション展ということで入場料は300円。だけどもの凄く価値のあった今回、これが無料となって、ぐるっとパス効果は計8,290円となりました。