五島美術館に続き中国の陶器、というか陶磁器とここでは言うのでしょうか?の企画展。
こちらはコロナウィルスで突然翌日をもって会期終了と知っての訪問。
だって、もうお馴染みではありますがあの「曜変天目」が出展されているんですから外す事は出来ない。
での岡本✊️
さてその展示に拠れば、この湖北省南部に位置する磁州窯は宋代前の10世紀から日用の器物を大量に生産した場所。
官営でなく民営、コストコンシャスな技法を編み出したそうで、そこから「磁器」という言葉が出たそうなんですが…
私の理解では磁器とは英語でポーセリン、叩いた時に金属音がする、石英とか骨灰とか原料に使う吸水性の無い陶器と思っておりました。
だけど、同じ製法での作例がずっと古くからある中国の磁州窯の名がこれらの作陶の名称となった訳ですね、成程。
因みに磁器は電子レンジにかけては駄目、と思っておりましたが、逆なこと今回知りました。
要は陶器は吸水性があるから、なんでしょうね…
そして、同じく宋磁の作例として国宝稲葉天目に加えまあ豪華版、重文「油滴天目」(ここまで建窯)ややはり重文の「白磁刻花蓮花紋花鉢」(定窯)と並ぶ豪華版。
短期で終わっちゃって残念でしたわねえ、奥さま。
このロビーから梅見に走ったリポートはアップ済み。
さて、なんだかんだとあと工程含めて知った今回の入場料は1,000円。これが無料となって、ぐるっとパス効果は計16,290円となりました。
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